キャリアウーマンにも恋は必要！働く女性が前向きな気持ちになる恋愛小説

切なくも愛おしい、恋に不器用な人たちを描いた短編集です。元彼のアパートに忍び込む女性、誕生日休暇を1人ハワイで過ごすOL・・・。切ない恋愛模様を描いているのに、主人公たちの前向きな姿が心に響きます。角田光代らしい、甘ったるくないのに悲観的でもないリアルな心情描写が、恋愛に億劫なあなたの背中を押してくれる一冊です。。

西加奈子の描く前向きで力強い、まるで読者に向けた応援歌のような短編集です。特にオススメしたいのが表題作の「炎上する君」。「足が炎上する男」が、堅物女子2人を突き動かしていくさまを描いたお話です。ファンタジー要素を含みながらも、その力強さに触れれば恋に前向きな気持ちになれることでしょう。

ほんの些細なことで「この人と結婚するかも」と勘違いし、妄想をしてしまう女性を描いた表題作。何度失敗しても恋愛にいつも前向きな恋多き主人公の姿に、思わず恋をしたくなってしまうこと間違いなし。男の勘違いを描いた短編も収録した、コミカルで読みやすい一冊です。恋を始めるための第一歩、その歩みが重要だと教えてくれます。

片道わずか15分のローカル線に乗り合わせた乗客たちの間で、数々の小さな奇跡が起きります。恋の始まりや別れの兆し、乗客たちそれぞれがつながる奇跡が描かれ、胸がキュンとなるような恋がしたくなる恋愛小説です。さらっと読めてしまう有川浩らしいお話のため、忙しいキャリアウーマンにもぴったりな一冊になっています。

さまざまな恋愛の渦中にいる女性主人公を描いた5つの短編を収録した一冊です。よしもとばななの最高傑作とも言われている本書は、恋をしているときのもどかしさや言葉にできない気持ちをリアルに描き出しています。苦しく切ない恋愛のなかで主人公たちが前を向いて進んでいくさまを見ていると、きっと素敵な恋愛がしたくなるでしょう。