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紙の本
ほんとうにあったぞうの物語。子供達に永遠に語りつづけたいお話です。
2004/03/26 17:21
10人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チャミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
上野動物園のぞうが戦争中に殺されていった、という話はとても有名です。なぜ、彼らは殺されなければならなかったのか、その時の飼育員たちの気持ちは…。そのことを、子供にもわかりやすく書かれた絵本がこの『かわいそうなぞう』です。
物語は現代からスタートします。ぞうの檻のそばにある石のお墓の前で動物園の人が、悲しいぞうの話をしてくれます。それは第二次世界大戦の最中、東京も空襲の被害に遭い始め、動物園に爆弾が落ちることを想定し、もし猛獣達が檻から逃げて人を襲うことがあってはならないと、処分し始めたのです。その中に、3頭のぞうもいました。
物語を読むと、飼育員が泣く泣くぞうに毒のえさをやる様子、そして、ぞうがとても賢く毒の入ったえさを見分ける様子が描かれています。最後にはえさを与えず餓死という方法をとるのですが、その時ぞうがとった行動には、本を読んでいても涙がポロポロ流れるほど哀れな情景が描かれています。
戦争は、人だけが犠牲になるのではない。こんなにも純粋な動物たちまで、殺される運命になるのか、ととても悲しく、悔しい思いになります。これから、戦争が再び起こらない社会が訪れることを希望し、これからの社会を担う子供達に是非読んで欲しい一冊です。ちなみにこの本は全国学校図書館協議会選定の必読図書になっています。
紙の本
優しい象
2006/10/14 05:58
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くにたち蟄居日記 - この投稿者のレビュー一覧を見る
娘が買ってというので 何の気なしに購入した。土曜日の午後を地元の本屋で過ごすのが 習慣となっている。
*
夕食後に 家で寝転んで ぱらぱらと読んでいたら 途中から涙が出てきて困った。僕自身 家族とタイに5年弱駐在していた経験がある。タイでは 象は神聖な動物ということで とてもとても大事にされている。街角を 鼻をぶらぶらさせながらよく歩いている。街角といっても 日本でいうなら 銀座あたりを象が歩いていると想像して頂いて良い。
*
そんなことで当時は象が身近であった。象の穏やかな気性は そのゆっくりした歩調ともあいまって 見ている人を 癒すものがあった。まだ小さかった娘も象が大好きだった。
*
本書に出てくる動物園の職員たちも同じ気持ちであった事は間違いない。彼らからしてみると 例え空襲で檻が壊れて象が街中に出てしまっても 人に危害など与えるわけはないということもわかっていたはずである。そんな象たちを飢え死させなくてはならないという事がいかに辛かったかは想像に余りある。途中で餌をやってしまう場面は本当に泣けてくる。
*
反戦文学という言葉で片付けたくない動物と人間の交流の話です。
紙の本
戦争の悲惨さを、子供心に感じた一冊です。
2006/02/01 17:46
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こころ - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦争で悲惨な目にあったのは人間だけじゃなかった。
動物園の人が教えてくれた、本当にあった悲しいお話です。
戦争中のことでした。
檻に爆弾が当たり、壊れた檻から逃げた猛獣が、人を襲うことにならないように処分しろという命令で、動物園の人たちは、いつもお世話をしていた家族のような動物たちを、自分の手で殺していったのです。
象は、毒入りのエサを食べず、餓死させることになったのですが、象の様子がとても悲しく、戦争を憎まずにはいられませんでした。
私が、戦争のこと、戦争をしたことでどんな悲しみが産まれるのかを知り、戦争や平和のことを考えるきっかけになった本です。
子どもの大好きな動物を通して、子どもにもわかりやすく戦争のことを教えてくれる一冊です。
紙の本
戦争が遠くにならないために
2021/12/18 13:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:魔法 - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生の頃にお話しを読んだ記憶があり、本屋さんで40年ぶりくらいにたまたま見かけて購入しました。今私達は戦後も70年以上が経ち、平和な日本で食べる物にも困らず、片手には皆スマホを持ち、むしろ食糧の廃棄率の問題が言われる世の中です。
こうした中で生きていると、戦争があった事は分かっていても実感からはほど遠く、世界の他の国々ではまだ戦争や飢餓に苦しむ人々がいるニュースを目にしてもどうしても遠くの出来事だという感覚は否めません。
そうした中で、かわいそうなぞうのお話は、小さな子からおじいちゃんおばあちゃんまで、みんなでかつての日本に思いを寄せる機会になると同時に、動物も戦争の大きな犠牲者であったことを私たちに教えてくれます。
便利な世の中になり、他人への思いやりに欠けることも多くなってきた現代において、戦争をかつてのものにしてしまわないようにも、私たちがいつまでも忘れてはならないお話しだと思います。
紙の本
かわいそうなぞう
2020/05/22 20:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
教科書に載っていて今でも強い印象が残っています。戦争が遠い昔に感じられるかもしれない今の子供や若い人も是非読んで欲しいです。
紙の本
難しい
2018/10/21 16:00
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
悲しすぎて、最後まで読むのが難しい作品です。
伝えなければいけないし、知っていてほしい話ではありますが、読めません。
涙が止まらなくなってしまって、子供もあたふたします。
落ち着いて、あとでゆっくり話して聞かせましたが、いけないことはいけないこと。
つらいめにあわせてしまってはいけない。と、理解はしたようです。
こんな時代が二度と来ないように、感覚を麻痺させないように読み継がれていってほしい作品です。
紙の本
子供が小さいときに読み聞かせた本
2016/12/20 11:29
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:肩のチカラを抜いて - この投稿者のレビュー一覧を見る
秋山ちえこさんの朗読でこの本を知りました。私自身も私の母も(空襲で東京におりました。)動物園の動物たちも被害にあっていたことを知りました。
子供たちは私が泣きながら読み聞かせていることにびっくりしておりましたが、その事実を大きくなってから感想を言ってました。”戦争の怖さ悲しい現実(動物までも被害にあう)に戦争はしてはダメと思ったようです。
紙の本
かわいそう
2023/01/05 22:32
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトル通り、本当に象がかわいそうだった。戦争は、人の生活を根本から壊してしまう。平和や日常の生活が、いかに大切でありがたいものかを再確認させられます。
紙の本
戦争中に命を奪われたのは人間だけではないということ
2022/03/21 09:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦争は、どんな美辞麗句を重ねても、大規模な人殺しにほかならない。
過去の戦争体験者の証言を聞いても、現代の戦争を見ていても、戦争は、戦争を始めた為政者ではなく、ごく普通の市民の命を奪うものだと、突きつけられる。
それは人間だけにとどまらない。戦火でたくさんの動物、生きとし生けるものが、命を奪われているはずだ。
この本は、それをとても分かりやすく、物語として届けてくれる。
戦時中に殺された上野動物園の象についての有名な話だが、なぜ殺されなければならなかったか、飼育員はどんな気持ちでいたのか、重たい話を子どもにも分かるような優しい言葉で伝えている。
戦争を始めるのは人間だが、傷つくのは地球上のすべての生き物。地球は人間のものだけではないのだ。
半世紀以上、版を重ねて読み継がれるのも納得。
大人も、何度でも読みたい作品だ。
紙の本
☆かわいそうなぞう☆
2024/04/20 19:17
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
第二次世界大戦が激しくなり、東京市にある上野動物園では、空襲で檻が破壊された際の猛獣逃亡を視野に入れ、動物達の殺処分を決定する。ライオンやクマが殺されるなか、残すは、ゾウのジョン、トンキー、ワンリーだけになる。
ゾウに毒の入った餌を与えるが、ゾウ達は餌を吐き出し、その後は毒餌を食べないために殺すことができない。毒を注射しようにも、象の硬い皮膚で針が折れてしまう。苦肉の策として、餌や水を与えるのを止め、餓死するのを待つことにする。ゾウ達は、餌を貰うために必死に芸をしたりするが、軈て、餓死していく。
ふと空を見ると、敵の飛行機が飛んでいる。飼育員らは、「戦争をやめろ」と怒鳴っていた・・・
後でわかった話だが、トンキーとワンリーの胃には、水1滴もなかったそうだ・・・
太平洋戦争中の上野動物園でゾウが戦時猛獣処分を受けたという実話を元にした物語である。
戦争は、悲惨だ。
紙の本
戦争の悲惨さ
2023/07/15 20:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦争の悲惨さを物語る本です。
第二次世界大戦中にぞうたちが殺されていった。なぜ。
戦争というのは、兵たちが戦地で死んでいくことも、市井の人が空襲で死んでいくことも悲惨だけれど、それ以外にいろいろな死があること、それが悲惨なんだと思う。
今だからこそ読みたい本。
紙の本
ほんとうにあった話
2017/11/04 08:56
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ほんとうにあった話。
戦争中は仕方ないことだったのかもしれないけど、やはりかなしい…。
こどもに読み聞かせたけど、伝わったかな?
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エゴ丸出しの物語
2020/04/22 08:40
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:井端隕石 - この投稿者のレビュー一覧を見る
正直に書きますが、このお話は大嫌いです。
動物園の動物たちが次々と殺される…子供のときに読んだときはこれはかわいそうな話だなと思いました。
しかし、大人になりよく考えてみたら、元々人間(日本人です)のエゴで動物を生まれ故郷から強引に日本に連れてきて、そして猛獣達が檻から逃げて人を襲うことがあってはならないから殺したなんて、勝手な話ではありませんか?戦争は私も大嫌いですが、人間のエゴも大嫌いです。