イエスかノーか半分か （新書館ディアプラス文庫）

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投稿者：まぐろ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

人気シリーズの第一作目です。
アニメ化もするので読み返しました。

やはり何度読んでも国江田さんの心の中がおもしろすぎる。
こんなガチガチに外面固めていたらそりゃ人付き合いも限られますよね……。
本当に計が潮に会えてよかったと心から思える作品。
シリーズ全部制覇したくなる素敵な作品に出会えてうれしいです。

7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：apple2　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

評価が良かったので、なんとなく買ったものの放置していました。
暇つぶし的に読み始めたら……可愛い！そして結構、リアル感あるかも(放送業界知らないけれど)と、面白くてその後一気に三冊買いそろえました。
ぼちぼち、番外編等も読んでいこうかなと思っています。
私は内容と、ほんわりとしたイラストはとても合っていると思いました。
なにせ、計の口調はかなりキツイし。笑。バランス的にいい塩梅です。

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投稿者：ななこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

一穂さんは降ったらどしゃぶりを読んで面白かったのですが、その後に読んだ本があまり合わなくてしばらく遠ざかっていました。
なんとなく試し読みしたこちらは最近読んだBLの中でもダントツで面白かったです。
特に受けの心の中の毒舌が清々しい程でした。

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投稿者：ちょこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

このシリーズが大好きで全部書籍で読んでます。アナウンサーの裏表が書かれてて、実際にあるのかもなと感じる所がすごいなと思ってます。感動もするし、エロもあってバランスの良い作品です！

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

すっと気になっていたのですが
とても評判が良い作品だったので
逆に読むのに少し躊躇った作品。
でも杞憂でした
とても面白い作品でした。
読んで正解！

国江田さんの二面性はすでに初っぱなから開示されている。
猫かぶりどころの話ではない
しかもその外面づくりが凄いのはそこに対する努力がすごいところだ。
そのせいかあまり嫌な感じはしない。
（多かれ少なかれ皆していることを徹底的にすさまじくしているので）
そうではありますが、色々がんばってそうなっているなぁって
実は「がんばっているなぁ」って感じはあります。
で、そんな国江田さんが挫けそうな時に助けてくれる潮の存在。
潮のぱらぱら漫画と宇宙人の肩に手というのがぐっときました。
鼻濁音で正体がわかってしまうのもにやりな感じです。

「両方フォーユー」
潮との関係が出来てしまったから後輩竜起に正体ばれてしまう。
からの浮気騒動（おいおい計よ何やってんだみたいになりました）
からのお仕置きの流れ
「半分」談義がぐっときます。
私の中の潮の株ががっとあがりましたよ。

それと地の文が都筑から潮に変わっているのがぐっときますね。
（国江田さん視点だから）

余談ですが
作品の挿絵自体には特に感じるところはないのですが
（失礼で、すみません）
タイトルページ絵は無性に可愛くてきゅんときます。
台風中継と着ぐるみ中継
お仕事がんばる国江田さんがラブリーです
（UFO飛んでいるのも◎）

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投稿者：ももる　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

計のギャップには驚き、ここまですごいとほんと楽しい!潮との出会いで自分をさらけ出せる場所を見つけられて、運命と言っていいくらい。ほんとによかった。

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

番外編の『横顔と虹彩』の方を先に読んでしまっていたので、登場人物を知ってはいたがそれでも面白い！
国江田計が好きだ
表では完璧な王子様なのに家に帰れば毒舌で唯我独尊状態の計が、実はそれなりに努力していて持って生まれた才能をいかんなく発揮している
そんな計が大好きだ
そしてそんな計を甘やかすでもなく、自然体で包み込むように愛している都築潮もいい！
器の大きな男だと思っていたら意外に嫉妬したりするから可愛いし
完璧な計が実は小心者で乙女かと言いたくなるような可愛さもあるし、とにかくお似合いのラブラブカップルだ

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投稿者：コリラックマ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

アニメーション映像作家の都築潮と、完璧外面王子様アナウンサーの国江田計の出逢いのお話。

完璧な自分を演じきっている計が、堕落したホントの自分の姿で出かけている時に起こった小さな事件。計がめちゃめちゃ毒舌で笑える。
国江田計としてもオワリとしてもほぼ同時に潮と出逢い、どちらもの姿で潮に惹かれ、潮は潮で国江田さんにもオワリにも惹かれて自分は気が多いのか？としばし悩む。計は計で自分がオワリであり計だということを言い出せず、どちらを好きになってくれているんだろうということに悩む。
潮は途中で設楽Pのヒントによって2人の計の謎に気づくけど、計がギリギリまで追い詰められた時の潮の包容力がハンパない。

この2人、お互いに自分の方が好きだと思っているけれど、意外と同じ重さの『好き』のように見えます。
同じ齢だし、特に計は初めての恋だし、すれ違うところもあるけれど、最後は潮がクルッと全て包み込んでしまうところが好きです。
当然ケンカもするし、潮はアメリカくんだりまで出てっちゃうし、うっかり計が皆川に心動きそうになっちゃって『浮気だ！』なんて騒動も起こるけれど、潮の想いの深さがわかるセリフと『半分』というところにグッときます。怒られるよりも…という計の気づきにもやられる。潮は潮で計に落ちた自分を自覚しちゃうところもいい。

この2人、これからも騒動は続くわけですが、お互いを自分の中の1番に据えていてその他の人は等しく皆同じ重さでしかなく、その特別は誰にも譲らないというところが大好き。

期待しないで読み始めたのに、気づいたら全部揃えていました。
このシリーズは潮×計がとにかく読み応えがあり、スピンオフもあるにもかかわらず、2人の存在感がとても大きい。変に気も持たせず、ストレートに愛を言い合い、特別なんだと伝え合うことのできる2人は、本当に見ていて微笑ましい。そして、癒される。ウッカリ外で読んだら吹き出す自分を心配しちゃうくらい、コミカルな言いまわしがあるのもいい。

全編を通して発揮される潮の懐の深さの片鱗がちゃんと見え始めているし、期待して読んでも大丈夫な作品だと思います。

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投稿者：にゃお　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

このお話いいですねー。
でも計が竜起に揺れてたところは、いやいやちゃうでしょ！ってなりましたー。
はーよかった。

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投稿者：白菜　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

BLものは今までコミックばかりで
初めてトライした小説です。入口としで正解だったと思いました。
やっぱり物語の面白さってキャラクターの立体感に左右されるんですね。
そういった意味では満点でした。オススメです。

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投稿者：パコ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

前々から気にはなっていたのですが(表紙イラストが素敵で…) 映画化されるというので、原作読んでみようと思い、手にすると一気に読みました。
もうすっかり嵌まってしまい、続編二冊と番外編四冊を即買いしてしまいました。
これから続きをゆっくり堪能していきますが、読んでしまうのが惜しいくらい、楽しみです。

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投稿者：こよ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

表と裏はみんなあるけど徹底してる受けのかっこよさたるや惚れ惚れするものがあります。受けも攻めも仕事をしっかりしててかっこよくて…ずっと1人で完璧だった受けが攻めに出会ってグラつくところも可愛くて…。続刊もすべて読んでいますが何度読んでも面白くて大好きです。

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投稿者：さなにょろ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

何となく手に取ったこの作品。
何気に読み進めました。
うん、特に期待なんかせずに。

で、びっくりしました。
「お、面白い…」

計がアナウンサーという設定なので、業界用語とかバンバン出るのかと思いきや、そうじゃなく、
猫を被るには最適な職業なわけで。

で、その計の心の声の気持ちのいいこと！
二重人格さながらの毒付きが、読み手に「ふふふ」と思わせてくれちゃいます。

その計を愛する潮も素敵。
包み込むように計を愛しながらも、狭量な部分もチラつかせ。

人間くさい話だけど、決して重過ぎない。
それでいて、エロもあるけどしつこくない。

読後は、幸せな気持ちになりました。

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投稿者：まきの　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

あっさりと読めました！
とても読みやすく、設定やキャラにひきこまれてぐいぐい読み進められます。
これぞBLって感じでした！

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投稿者：さり　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

一穂ミチさんは三浦しをんさんが好きな作家さんだと知り、ふったらどしゃぶりを読んでから人気作品である本作を読み始めました。
受けが毒舌なのですが、抜けてる部分もあり可愛いくて憎めません。
そして攻めの愛のある包容力でとてもほっこりした気持ちになるところもあればスピード感がありハラハラする部分もありますので、時間を忘れて一気に読んでしまいたくなるとても素敵な作品でした。