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商品説明
どうやら自分たち夫婦には子どもが出来そうにない(『虫歯とピアニスト』)。同期との昇進レースに敗れ、53歳にして気分は隠居である(『正雄の秋』)。16歳になったのを機に、初めて実の父親に会いにいく(『アンナの十二月』)。母が急逝。憔悴した父のため実家暮らしを再開するが(『手紙に乗せて』)。産休中なのに、隣の謎めいた夫婦が気になって仕方がない(『妊婦と隣人』)。妻が今度は市議会議員選挙に立候補すると言い出して(『妻と選挙』)。どこにでもいる普通の家族の、ささやかで愛おしい物語6編。【「BOOK」データベースの商品解説】
結婚して数年が経ち不妊に悩み始めた夫婦、16歳の誕生日を機に初めて実の父親に会いにいくことを決意した女子高生…。笑って泣いて、人生が愛おしくなる平成の家族小説。『小説すばる』掲載を加筆訂正して単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
どうやら自分たち夫婦には子供が出来そうにないと感じ始めた夫婦、実の父に会いに行く女子高生、母の急逝を機に実家暮らしを再開した息子…。人生が愛おしくなる、笑いと涙がつまった平成の家族小説。
【商品解説】
収録作品一覧
虫歯とピアニスト | 7−44 | |
---|---|---|
正雄の秋 | 45−92 | |
アンナの十二月 | 93−143 |
著者紹介
奥田 英朗
- 略歴
- 〈奥田英朗〉1959年岐阜県生まれ。作家。「空中ブランコ」で直木賞、「家日和」で柴田錬三郎賞、「オリンピックの身代金」で吉川英治文学賞を受賞。
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紙の本
著者はへそ曲がりで皮肉屋。 でも、その仮面の奥にあるのは、ピュアな真っ直ぐさ。シャイな著者は、それを小出しにしてくる。
2022/06/25 15:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
奥田英朗は自称へそ曲がり。皮肉屋なところもある。
でも、その仮面の奥にあるのは、ピュアな真っ直ぐさだ。シャイな奥田さんは、それを小出しにしてくる。
そんな感覚が好きで、奥田作品は全て読んできた。
好きなピアニストを思いもかけず患者として迎える医療事務の主婦。
出世競争の最終コーナーで敗れた会社員。
実の父親に会いに行く女子高生。
母を亡くした一家の物語。
怪しげな隣人に心乱れる妊婦。
妻が選挙に出ると言い出したN木賞作家。
どれも心が温かくなる話。
電子書籍
さわやかな読後感
2016/01/04 16:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DS-S - この投稿者のレビュー一覧を見る
大きな事件はなし、だれも死なない、といった日常だれにでも起こるような状況下でのお話ばかり。そのような設定条件でとてもさわやかな読後感が得られるという見事な一冊。奥田さんのこのタイプの本がとても大好きです。次回作が楽しみです。
紙の本
家族シリーズ大好き。
2015/10/05 02:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この「我が家のヒミツ」も期待通り。短編なのに一話一話にたっぷりと登場人物の心が思いやりの気持ちがつまってる。悪い人はいない、みんな良い人だし良い人に恵まれていて私の心がホッとする。身近な人の死で温度差を感じるってよくわかる。悲劇と嘆くか運命と諦めるか、AプランもBプランもあるんだなって大西さんに教わった。妻を思う夫と頑張る妻、気持ちは一緒の息子たち、私もうるうる。。。奥田さんは絶対このシリーズを続けてくださいね。「家日和」「我が家の事情」ももう一度読み返したい。
紙の本
家族シリーズ第3弾
2017/10/22 05:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
「家日和」「我が家の問題」に続いて、6組の家族の日常を描いています。ありふれた風景の中にある泣き笑いに心あたたまるものがありました。
紙の本
あの家族に再会!
2015/11/26 16:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nuuko - この投稿者のレビュー一覧を見る
全体的にライトで楽しく読めました。読み進めると・・・最後に見たことのある家族。また会える日を楽しみにして・・・。
紙の本
少し重いかな・・・
2015/10/19 23:41
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投稿者:FUMI - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の作品は大きく分けて「面白くて読みやすい」ものと「ものすごいシリアス」なもの2つがある。
このシリーズは前者であると思うが、その割には少しテーマが重いモノが多いような気がする。でも、毎回物語の最後はほっこりする。
紙の本
伊良部ものも読みたい
2016/12/20 17:14
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投稿者:katu - この投稿者のレビュー一覧を見る
やはり著者の分身が出てくる話が「家」シリーズのお楽しみ。今回は妻が市議選に立候補する『妻と選挙』。相変わらず面白いけど、もう伊良部ものは書いてくれないのかなあ。待ってるんだけどな。冒頭の『虫歯とピアニスト』も良かったね。
紙の本
軽すぎるが…
2015/10/09 22:14
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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
読みやすい1冊。逆に言えば軽すぎる6編が収録されているわけだが、これもまた奥田氏の持ち味ではある。「アンナの十二月」「手紙に乗せて」などは、ホロッとさせる物語の展開で、さすがにプロだなと思わせる。
紙の本
心停止状態
2017/09/23 15:31
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投稿者:読書はじめました - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白くなかった。
「妻と選挙」以外は平坦過ぎ。
例えると、心停止状態。
波が無い一本の線で、ピーと電子音がただ鳴っているだけ。
時間つぶしにしかならなかった。(時間をとってまで読みたいとは思わない)
ラストの「妻と選挙」で少し息を吹き返したが、全体としてはツマンナイ。