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窓から逃げた100歳老人 みんなのレビュー
- ヨナス・ヨナソン (著), 柳瀬 尚紀 (訳)
- 税込価格:1,650円(15pt)
- 出版社:西村書店
- 発売日:2014/06/24
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紙の本
すごい人生!
2015/09/10 19:12
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る
百歳の誕生日に施設から逃げ出した老人の逃走劇と、彼の百年の人生が交互に語られています。色々な仲間が増えていくハチャメチャな逃走劇も楽しいのですが、世界の様々な歴史的瞬間に顔をのぞかせる彼の人生は最高です。面白すぎます。ただ、日本人としてはちょっと笑えない場面も・・・
紙の本
冗談みたいな偉人たち
2019/08/20 01:19
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投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
新聞広告を見て買ってみたが、とても面白かった。訳者あとがきにあるように、小説デビュー作にあるような不自然な文も少し気にかかったが、それでも面白く、途中なんでも吹き出してしまった。特に冗談みたいに偉人の名前がたくさん出てくるのがいい。
紙の本
この爺さんはすごい
2019/05/18 23:38
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルから逃げた老人と彼が触れ合ったいろんな人との交流を描いた(まあその通りなのだが)心温まる作品だと思っていたら、この100歳老人はとんでもないほら吹き老人だった。スターリン、金日成と金正日と知り合いであり、江青のいのちを救ったことで毛沢東に気に入られ、アメリカでは原子力兵器の開発に関わったりする。まるでフォレストガンプのような人なのだ(フォレストガンプは映画はハートウオーミングの作品に改悪されているが原作は抱腹絶倒の何でもありだった)。変な終わり方(老人が捕まったりとか、死んでしまったりとか)だと嫌だなと思っていたが、この終わり方は100点満点、大満足だ
紙の本
映画にもなった爆笑喜劇
2023/07/06 19:49
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は100歳を迎えた天然キャラの「不良老人」アラン。お祝いの日に、老人ホームの窓から逃げてしまう。
実はこのアラン、波乱の人生の持ち主だった。幼い時から爆発物の研究に没頭。爆破したさに世界を渡り歩き、行く先々で20世紀を動かした大物と出会う。
スペイン内戦、米国のマンハッタン計画、米ソ冷戦―。奇想天外すぎて、真面目に考えようとすると不愉快になるかも。歴史の岐路にいるのに、アランったら。
アランの人生訓は「考えても無駄。なるようにしかならない」。何も考えずこんなにスリリングでハッピーな人生を送れたらどんなにいいだろう。
紙の本
映画より原作
2015/09/21 01:55
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投稿者:Chocolat - この投稿者のレビュー一覧を見る
当たり前ですが…100年生きるって、長いですね
具体的に描かれると、あらためて目からウロコでした
やっぱり大事なのは、くよくよしないことみたいだけど
100年を映画に詰め込むのは、やっぱり無理があると思いました
紙の本
ウォッカが飲みたい!
2014/08/28 21:28
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投稿者:コペル - この投稿者のレビュー一覧を見る
100歳の老人の無茶苦茶な人生に乾杯!
自分もこんな波瀾万丈な生活を送ってみたいと思ってしまいました。
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近現代を全力疾走。
2016/07/02 12:54
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
冒頭の脱走シーンもにやりとするが、どんどん読んでいくうちにそんなものは文字通り序の口だということがわかる。
ここまで近現代の大物たちを痛快にかいくぐり全力疾走するアランじーちゃんの人生を描いたあたりがおもしろい。100歳の今を描いた内容より過去の部分がじつにいい。
訳者が押韻のうまい柳瀬さんというのもポイントが高い。
紙の本
設定はともかく立派なヒーローモノ
2015/10/29 11:55
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投稿者:りー - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語の主人公にヒーローの資格なるものを問うとするならば、この齢百を数えるアラン老人はそれを十分に備えていると言える。はじめは歳の割に動けるじじいだな!程度の感想だったのだけれど、ストーリーを追い回想を追いしているうちにアラン老人がスーパーヒーローにしか見えなくなってくる。まあヒーローモノと一口に言ってしまうには人が簡単に死に過ぎている気がしないでもないし、シリーズ化するには主人公の老い先が短すぎるって欠点もあるのだけれど。黒いユーモアもあり歴史的背景も考えられていてなかなかのエンターテイメント作品だった。