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だれもが知ってる小さな国 Colobockle Story みんなのレビュー
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紙の本
コロボックル物語シリーズの継承
2016/12/11 09:50
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
多くの子供たちに愛された『コロボックル物語』シリーズ。その読者の一人であった有川浩氏による愛情あふれる続編です。
巻末には原作者の佐藤さとるさんによる「有川浩さんへの手紙」が掲載されていて、正当な後継作品としてお墨付きになっています。
ふんだんに散りばめられた村川勉氏の挿絵が、コロボックル物語の世界観を情緒豊かに表現しています。
紙の本
布石の妙
2015/11/19 14:50
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
佐藤さとる氏の作品をベースに、有川浩さんが彼女特有の視点で書き上げた作品。はち屋の説明が幾分、くどいため、序盤の読みづらさはあるのだが、そのあとは彼女の上手さに乗せられて最後まで、という展開。わけても最後の十数ページで、ああ、そうかと納得させられる伏線の張り方は、さすがだと思う。砂ワイ、布石の妙、これがプロなのだなと感服。
紙の本
コロボックルたちの世界を、現代にもつないだ一冊。
2020/12/05 16:17
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
佐藤さとるさんの生んだ『コロボックル物語』を、次世代の作家有村浩さんが引き継いで描いた続きの話。佐藤さんの『だれも知らない小さな国』シリーズは、戦中戦後のお話からスタートし、続編は、高度経済成長期の日本で暮らすコロボックルの話。
考えたら、それから、もうずーっと、コロボックルの暮らしは語られてなかったんだと気づく。そうでありながら、だれも知らなかった『コロボックル物語』は、みんなに読まれ、今や『だれもが知ってる小さな国』のお話なっていた。有村浩さんが、このタイトルにした気持、わかるなぁ...。そして、物語では、現代の暮らしの中にも、ちゃんとコロボックルたちは生きていた。ただ嬉しいです。
紙の本
素敵なオマージュ。幸せな世界観
2018/07/14 05:17
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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は日本全国を旅するはち屋(養蜂家)の息子ヒコ。小学校3年の夏に北海道で同業者の娘ヒメと出会い、またコロボックルのハリーと秘密の友達になります。コロボックルが登場するまでに随分はち屋についての説明が多く、それはそれで興味深いのですが、「コロボックルは?」という期待になかなか答えてくれないので、ちょっとじれったい感じがするかもしれません。
作中で佐藤さとるの『コロボックル物語シリーズ』が何度も言及されていて、コロボックルもその本に出合ってびっくりして大騒ぎになったとあって、素敵なオマージュだと思いました。途中でコロボックルを危機にさらすような事件が起き、成り行きが不安になりますが、もちろん丸く収まるので、概ねしあわせな気分で読めるお話です。最後に明かされるはち屋とコロボックルのご縁の輪が見事ですね。そのしあわせな世界観にほっこりしました。
紙の本
してやられた。
2016/02/17 17:51
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロポックル物語をこうしたか、というところもそうだが、こっそり「旅猫リポート」の、あのキャラたちが出てきているのにもやられた。
うがち過ぎの勘違いだったら恥ずかしいな……。