ジュンク堂書店 松山三越店/MARUZEN 松山三越店(文具)書店員レビュー一覧
ジュンク堂書店 松山三越店/MARUZEN 松山三越店(文具)書店員レビューを89件掲載しています。1~20件目をご紹介します。
検索結果 89 件中 1 件~ 20 件を表示 |
書店員:「カイちゃん」のレビュー
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海の見える理髪店 荻原 浩 (著)
書店員:「ジュンク堂書店松山店」のレビュー
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娘になった妻、のぶ代へ 大山のぶ代「認知症」介護日記 砂川 啓介 (著)
ぼくドラえもんです
ドラえもんの真似をしようとすると、多くの人がこの台詞を言うだろう。大山のぶ代さんの声に寄せてだ。
ドラえもんが認知症。のび太や、あの大冒険、自分のことまでも、忘れてしまったのだろうか。
書棚で静かにご主人と微笑む大山さんは、少し痩せたが、昔とまるで変わっていないように見えた。
この本を読んで良かった。
何より今、大山さんが、どんな毎日を、どんな方たちと一緒に、どう過ごしているのかがよく分かる。
健康体でいると忘れがちな、時間と人の大切さを思った。
辛い現実がある。迷うことばかりだ。夫婦が親子になった。でも、きっとこの先二人が離れることはない。だから大丈夫なんだと思わせてくれる、力強い一冊だ。
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脳のコンディションを良くする88の挑戦 内田 伸哉 (著)
脳の筋トレ!!
「オリジナルプレゼントを作る」「1日中TVもネットもしない」
「無料にできるものを探索する」「1000円で豪遊してみる」
「異性のパンツを履いて過ごす」「本書の中で一番嫌なことをやる」
などの、さまざまなカリキュラムが書いてありそれを実行することで
脳に刺激をあたえ活性化させませんか?
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命売ります (ちくま文庫)三島 由紀夫 (著)
命を売る・・・?
急に死にたくなった主人公の羽仁男。
自殺をするが失敗してしまい命を売ることにした。
次々と羽仁男の命を買いに現れる客。
死ぬことに何の未練も執着もなかった羽仁男が
危険な目にあうことで死にたくないと思うようになっていた。
書名を見て難しそう、重そうと思っていましたが読みやすく、
羽仁男の潔さが見事でした。その潔さから想像できないラスト。
羽仁男のその後がとても気になります。。。
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USAVICH10th Anniversary DVD BOOK
無間道
対照的なウサギは、監獄の中で出会った。
片や本能のままに生き、暴力もいとわない。
片やそれに巻き込まれ、何かと痛い目を見る模範囚。なんだかまるでひどい話だ。
ところが、今作品は陰鬱さとは無縁なのである。ただ、熱に浮かされた時に見る愉快な悪夢のような雰囲気がある。傾斜が急で底がない。
この不条理でつかみきれない世界の深みに一度はまると、誰も抜け出すことなど出来ない。
そんなアニメの総集編DVDである。書店でどうぞ。
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庭猫 安彦 幸枝 (著)
まさか…網戸に張り付く猫がいるとは!
家猫と一定の距離を保ちながら庭に住む2匹の猫。
お腹が空くと必死に網戸に張り付き室内を覗き込んだり、時には家猫、庭猫お互いに中と外で見つめ合ったり。
愛嬌たっぷりの庭猫の日常を見ていると、心がほっこりします。
雪の積もる日、外から室内をじっと見つめる窓辺に映った姿などは…ちょっと切なくなりますが。
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気にしない練習 不安・怒り・煩悩を“放念”するヒント (知的生きかた文庫)名取 芳彦 (著)
減らそう、手放そう、忘れよう
最近イライラして怒りっぽいと感じる。
小さいことが気になる。
全部投げ出したい。
人間関係が煩わしい。
仕事辞めたい。
・・・等々当てはまることが多いと感じた方
「気にしない練習」始めてみませんか?
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エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする グレッグ・マキューン (著)
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もっと脳の強化書 2 アタマがどんどん元気になる!! 加藤 俊徳 (著)
脳の強化書2
脳の強化書の第2弾が発売されました。
中にはイラストもあり、すごく読みやすい内容になってます。
自分の欲求に素直になって生きてみよう。具体的なトレーニングの仕方などが書いてあります。
例えば…。「妄想ノートをつくる」とか、「後ろ向きに歩く」とか、普段とは違うことをすると良いみたいです。
脳の活性化のために是非読んでみてはいかがでしょうか?
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傷を愛せるか 宮地 尚子 (著)
救護者、立会人、予言者
旅先、臨床現場での出来事、感じ入った映画や情景をつづった、精神科医のエッセイ集だ。
タイトルに疑問を感じ手に取る。
傷は愛するものか。
治癒する側にとって、患者の傷を愛することは必要か。
なぜ問うのか。
問うて誰に何を確かめたいのか。
いざ読んでみると語り口は軽快で、視覚的で美しく、すいすい読める。決して「症例集」ではないことがそれを手伝い、読み手の層を拡げ、私のようなただの書店員も購読者になる。
映画「海を飛ぶ夢」、「春夏秋冬、そして春」など、目や心に静かに訴える作品が紹介されている。
味わい深いと思った装丁が何を模しているのか、読み進めるうちに知ることになった。
結局のところ、著者は永遠に自己に問い続けるだろう。その行為自体がアイデンティティーなのかもしれない。
問い、自分の座標を確認し、「傷を愛せないわたしを、あなたを、愛してみたい」と言う。
人間は人間であることから逃れられないがために苦しむ。
凄惨な爆心から目を背けず、痛みに寄り添い、和らげ、あなたは幸せになれるよと予言し、祈る、そんな著者の真摯な横顔は美しい。
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フランス人は10着しか服を持たない 1 パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣 ジェニファー・L.スコット (著)
物質の豊かさ=心の豊かさ、ではない
私は大学時代、
著者の住んでいたパリ16区の
お隣り17区で一ヶ月ホームステイをした。
著者同様、
私はフランスでの生活で
アール・ド・ヴィーヴル(暮らしの芸術)の達人たちから
多くのことを学んだ。
もっともっと、とエスカレートする
物質主義大国 日本にいては
およそ気付くことのできない
日常にあふれる、ささやかな喜び。
“本当の豊かさ”について
考えさせられる一冊。
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森と氷河と鯨 ワタリガラスの伝説を求めて 星野 道夫 (著)
星野道夫という引力
白樺のようにも見える表紙の写真は、鯨の骨である。遠くに小さく、白い半月も見える。空はまだ明るい。離れて写る海面は、穏やかに波打つ。
ここに時間などない。絵に描いたような、非日常である。
著者は確かに「動物写真家」だ。北極圏を中心に、雄大な自然を撮り続けた、紛うことなき写真家である。そして素晴らしい探検家である。
人間も含む生物と自然のあり方を、何一つ損なわず捉える。テーマを追って歩みを止めない。そこには脚色も見落としも、おこがましさもない。何もこぼれ落ちない。
一読すれば、この旅の終わりを迎えることなく世を去った著者の見たもの、見たかったものに触れることが出来るだろう。
そしてまたどこかで、誰かの旅が始まるのかもしれない。
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いつだってマンガが人生の教科書だった 千田 琢哉 (著)
マンガ好きのそこのあなた!!
はい、私もその一人です。
普段漫画しか読まない私が今回選んだのは「いつだってマンガが人生の教科書だった」です。
内容は簡単に言いますと名言集です、漫画の言葉を人間関係や生き方などの項目に分けて紹介されています。名言集を集めた本ははよくありますが、漫画の言葉と言うこともあり私的にはすんなり入り込んできました。
この本で紹介されている作品で新しい漫画との出会いもありました、その作品を読みこの本を読み返してみると、また違った感じ方が出来るのではないかと思います。
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日本の美しい鳥 小宮 輝之 (監修)
日本の鳥は美しい・・・
日本の四季の風景のなかで、
ひときわ美しく、かわいらしい姿を見せてくれる鳥たち。
花、緑、雪、海、空・・・
自然がこんなにも似合うなんて。
自然の色に溶け込みつつも、存在感があります。
色鮮やかな写真は、
毛のふわふわ感まで鮮明で、
思わずふれてしまいたくなるほど。
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世界から猫が消えたなら (小学館文庫)川村 元気 (著)
世界から猫が消えたなら
30歳、郵便配達員の僕は、ある日突然余命わずかと宣告される。
そこへ現れた悪魔。
「世界から何かを消す代わりに あなたは一日だけ命を得る」
と、取引きを持ちかけられ世界からモノが消えていく。
世界から猫が消えるなんて現実ではありえないけれど、考えてみてください。
もしあなたがこの小説の僕だったら。
命と引き換えに何を消しますか?消した後の世界ってどうなるの?
読み進めながら僕と一緒に感じてみてください。
現実の世界がより愛しくなっているのではないでしょうか。
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逢沢りく 上 ほし よりこ (著)
その先にあるもの
彼女はかつて、平気で嘘をつき、感情のない涙を流した。
14歳は、果たして子供だろうか。大人だろうか。
人や物に執着がなく、あたたかなものから遠ざかろうとするのは、思春期特有の頑なさからか、育った環境のせいか、わからない。
いくら速く走っても、逃げ切れないものがある。
必ず立ち止まって、向き合わないといけなくなる時が来る。
14歳。スポンジだ。
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愛の国 中山 可穂 (著)
青い鳥
スペインのサンティアゴ巡礼と四国遍路は似ている。
今後こうなるかもしれない日本、そしてスペインにおいて、記憶を失くしたあの人が、自己を辿る旅をする。
三部作の完結編である。
マイノリティ当事者としての、著者の国家に対するストレートな主張もはっきりと伝わってくる。ロックである。
四国にも一ヶ月取材にいらしたそうで、黙々と道を行く氏を思い浮かべた。
登場人物たちにどこまでも付きまとう生きづらさ。
人が人を真摯に愛することの難しさ。尊さ。
彼女の翼は折れてなどおらず、大切な人々の待つ痛みない国まで、速く高く飛翔する。
カワセミは大変美しい鳥である。
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新世界透明標本 2 冨田 伊織 (作)
記憶を泳ぐ
第二弾は魚類である。
彼らは冨田氏に手を加えられ、土にかえるのをやめた。
その嘘のない透明な造形美をもってして、生ける我々に「メメントモリ」と何度でも語りかけてくる。
それが使命とでも言わんばかりに。
人は死ぬ。
生物は、遅かれ早かれ物になる。
すべてはこの地球に育まれ、生と死は繰り返され、命はつながる。
このもう動くはずのない魚群に巻かれ、深く深く眠りたい。
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ほのぼのログ 深町なか画集 1 大切なきみへ 深町 なか (イラスト・構成)
恋愛してますか?
リア充の方向けの本だと思いますか?
これは、まだ恋をしていない、
これから恋をしたい人のための本です。
(絶対にそうだ、と私はあえてここで断言します)
優しいタッチ、ほのぼのした台詞、キュンキュンします。
あ~恋っていいな~
恋したいな~
と、思わせたい草食男子や女子に
読ませるのも手ですよ笑
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