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Myブックツリーを見る本の専門家が独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの”関心・興味”や”読んでなりたい気分”に沿ってご紹介。
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文字を探す、文字を書く、そして未知の文字を読み解く——記号であるはずの文字は、思わぬ世界を教えてくれる。
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言葉が誕生したのは10万年前で、最古の文字が登場したのは5千年前。言葉を定着させ、記録する「文字」は人類のありかたを示す歴史でもある。古代から現代への時間軸、そして世界中に存在する様々な文字が意味するものは?
「保存・修復」の視点から、美術館スタッフのニッチな奮闘を覗き見る5冊
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美術館の社会的役割のうち普段注目される機会の少ない、所蔵作品や文化財の「保存」。ダリをはじめ同館所蔵作品の保存・修復のプロセスを見せていく諸橋近代美術館「ミュージアム・ワークス─みんなの知らない美術館」(2023年11月12日まで)の開催に際し、普段見えにくい美術館の仕事の現場のニッチな醍醐味に出会える本たちをご紹介。
懐かしくて新しい!小説&コミックで堪能するスチームパンクの世界
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スチームパンクは、イギリス発祥のSFのサブジャンルの一つ。定義はいろいろありますが、産業革命後のヴィクトリア朝のモチーフと、蒸気機関が発展した世界観の中で描かれる架空の歴史物語が特徴です。近年では人気が再燃し、さまざまなスタイルが登場してきています。多様なスチームパンクの世界を楽しめる小説とコミックを集めました。
写真と言葉。「批評家」中平卓馬の横顔を現代から眺め直す5冊
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日本の戦後写真史において、実作/理論の両面で存在感を放った写真家・中平卓馬(1938-2015)。約20年ぶりの開催となる大回顧展「中平卓馬 火―氾濫」(東京国立近代美術館にて2024年4月7日まで開催)に関連し、中平が自らの眼を通して探索した写真と言葉の相互関係をより豊かに受け止められるようになる5冊を紹介します。
身近なところから広がる科学の世界~絶対に「おもしろい!」と思える科学本
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自分とはかけ離れているようで興味がわかない、公式や事柄を覚えるのが大変、実験が面倒くさい・・・。そんな人たちに自信をもってお勧めできる、「絶対におもしろいと思える科学本」を紹介します。実は身近なところにある、数々の「科学の世界への入り口」。ちょっと切り口を変えるだけでこんなにも楽しくなる、魅力的な科学の世界へようこそ!
ありえないけどおもしろい!おバカなミステリー「バカミス」の世界
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ミステリー小説は謎の解明が主眼であることから、「論理的で知的な読み物」と思われる傾向が強いジャンルです。一方、ここで紹介する「バカミス」は、仕掛けやトリック、真相がバカバカしく脱力してしまうようなもの。こんな小説もあるのだと、大らかな気持ちで読むことをオススメします。そうすれば、新しい読書体験が待っていることをお約束します。
税理士やコンビニ経営者まで!異世界でリアルな職業人が活躍する物語
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冒険者や魔法使い、賢者、戦士など、異世界モノの小説やマンガには特殊な職業が付きもの。そういった職業に就いた自分を空想するのは楽しいですが、私たちの生活に根づいた職業の主人公が、異世界で活躍するストーリーも数多く存在します。ここでは、異世界だと異彩を放つ「実在の職業やそのスキル」が読みどころの本をそろえました。
文学へ、哲学へ、時代へ。作家の皮膚感覚が選ぶ、人間と表現の秘密を問う5冊
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2021年夏、『作家は時代の神経である』(毎日新聞出版)という時評集を上梓した。作家の想像力でコロナ時代の政治と社会の歪みを見すえつつ、同時に『墳墓記』(『新潮』連載)では、言葉による人間の表現の原点と究極を行き来する。時代に向き合い、時代を超える、その創作を刺激してやまない書物とは?
仄暗さと闇深い世界観があなたを夢中に・・・。淫靡なアングラ系BL
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BLのなかでも特色あるジャンル、それが「アングラ系」です。アウトローやインモラリティな世界観は、サスペンスのような独特のスリルと、センシティブな重みを備え、時には人間の持つ心情のエグみをも浮き彫りにさせます。純粋な正統派BLの美しさとはまったく別種の、発見や尊さをもたらすアングラ系BLの世界をお楽しみください。
多言語多民族ならではの言語の世界。現代台湾文学を牽引する小説
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多言語多民族の台湾社会には複雑な言語事情があります。言葉の結晶である文学のかたちも激動の嵐にもまれながら多様化し、さまざまな潮流が生まれてきました。そのなかで小説は、どう育まれてきたのでしょうか。ここでは、現代台湾文学を牽引する小説家の本を紹介します。物語に込められた「言葉」の力を味わってください。
ヒップホップ本5冊はこれ!
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日本人ラッパーの本というのがかなり出版されてる。内容はラッパー個人の自伝が多い。アウトロー的なイメージが強いみたいで、書店によってはヤクザ系の本と同じジャンル扱いされてる。そんなヒップホップ本の中から面白かった5冊を紹介。
小説の中で小説を書いて、物語の中で物語られる。二重の世界を楽しめる小説
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登場人物がその小説の中で小説を書いたり、物語を創作したり、あるいは翻訳に勤しんだり、本来の主軸となるストーリーとは異なる物語、世界が入れ子構造で展開する作中作小説。同時に2本の小説を読みたいという方のために、とっておきの作中作小説を集めました。読後は物語を読むことと紡ぐこと、その両方を体験したような不思議な感覚になるでしょう。
数ページで異世界へ引き込まれる!不思議で奇妙なショートショートの秀作
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SF、ファンタジー、そしてちょっと変わった現実。ほんの数ページでその奇妙な世界へ引き込まれてしまう短編集やショートショートをピックアップしました。奇才たちが繰り広げるのは、短いページに詰め込んだ非現実的な世界。ラストはすぐに訪れますが読後の余韻は長く楽しめる、簡潔にして奥深いお話をぜひご体験ください。
後輩の私(美崎栄一郎)がすすめる、東野圭吾さん5大傑作
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東野圭吾さんの本はどれも面白いのですが、大学の後輩の立場としてぜひ読んでもらいたい5冊をセレクトしました。実は、東野圭吾さんと私、美崎栄一郎は、大阪府立大学の工学部を出て、技術職としての社会人経験がある作家なのです。それでは、尊敬する先輩作家の東野圭吾さんの名著の中から選んでみました。
犯罪被害者ではなく、加害者側からの衝撃告白本5冊!
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犯罪の被害者関連の本は数多く出版されてるが、意外にも犯罪加害者側からの本というのも数多く出版されてる。加害者の残された家族たち。彼らは犯罪者の身内としてマスコミからも世間からも追い立てられ、引越しやら仕事も転々としながら密かに暮らしてるわけだ。そんな加害者家族の裏側がわかる衝撃本5冊がこれ!
いつ読むか?今でもいいでしょアガサ・クリスティ5選
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大学時代、最も読んだミステリはアガサ・クリスティかもしれません。当時からしてもずいぶん昔の作品ではあったわけですが、まったく古さが気になりませんでした。アガサに対して、「こんなすごい女性がいるのか」と妙に心強く頼もしく思った記憶があります。どう生きたらこんなトリックを考えつく人間になるのか。作者本人の成育歴に興味を持ったのも、この人くらいだと思います。親の方針で、学校通ってないんですよね、彼女。7歳になるまで字を覚えないほうがいいとかいう方針で、字を書けるようになったのもずいぶん遅くなってからのようだし。同世代の友人が一人もいない環境で、不思議な熟成をしたのが彼女の小説脳なんでしょう。結果的に、ご両親の教育はアガサには合っていたということなのかなあ。とても真似出来ませんが。
教科書に載らない歴史がある!身近なものが世界を変えてきたことを知る本
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いわゆる偉人や歴史的な出来事ではなく、「モノ」に焦点を当てることで、世界の歴史の意外な一面を教えてくれる本を集めました。普段身近だったり、現代では当たり前に使っているモノが歴史を変えてきたさまは、まるでドラマチックな映画のよう。世界史に興味がない方や苦手だった方でも楽しめる本ばかりです。
日本が世界に誇る?私小説という日本文学の伝統とその洗練がわかる本
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日本文学における主流を形成してきたジャンルの一つが「私小説」です。作家が自らの私生活をネタに小説を書く。しかしこんなジャンル、世界を見渡してもなかなかありません。私小説は日本で独特の進化をとげてきたのです。ここで取り上げた新旧の私小説を読めば、日本の私小説のバリエーションの豊富さを知ることができるでしょう。
混迷する世界を生き抜くための5冊
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戦後の国際秩序が流動化する中で、国家も、企業も、社会も、個人も、羅針盤を見失いかけているのではないか。そんなときに頼りになるのは、情報の洪水に追加の一滴をもたらす本ではなく、ものの見方に補助線を与えてくれるような本だと考える。
理不尽なルールが横行する世界で生きる!ハラハラした気分を味わえるSF本
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今、自分たちが住んでいる世界とは異なる、別の世界をのぞけるのがSFの魅力です。数あるSF本のなかでも、その世界独自の理不尽なルールから生まれる、先が読めないスリリングな展開を楽しめる本を紹介します。普段では体験できないハラハラした気分を存分に楽しめるものばかりを集めました。
「何か」に変化していく感覚が味わえる!?不条理に満ちた安部公房の世界
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急死することがなかったらノーベル文学賞を受賞していただろう、と言われている作家・安部公房(1924-1993)。彼の独創性は国内外で高い評価を得ており、主人公が自分とは別の「何か」に変化していくさまを描いた短編は、その世界観がギュッと濃縮されていて初心者にもオススメです。おぞましくも魅惑的な安部公房の物語を、短編を中心に紹介します。
幻想的で哲学的・・・大人の心にもしみる宮沢賢治の童話と詩の世界
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教科書などで一度は読んだことがある宮沢賢治。岩手県花巻市に生まれ、37歳の生涯にたくさんの詩や物語を残しました。童話作家のイメージが強いため子ども向けの作家と思われがちですが、幻想的なシーンを美しい言葉で描写し、人生の深淵を描き出す作家でもあります。哲学的かつ幻想的な宮沢賢治の世界は、大人の心にもしみ入ります。
脳内にパラダイムシフトを引き起こす!不思議な世界観にハマる小説
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世界が単一のものであり、過去から現在、そして未来へ向かっていく時間を生きている、と私たちは考えてしまいがちです。だけどもし世界が複層階に分岐し、時間が非連続だとしたら、私たちが「奇跡」と呼んでいる物語はそこに生まれているに違いありません。そんな脳内にパラダイムシフトを引き起こすかもしれない、摩訶不思議な物語を紹介します。
嫌いな科目が好きになる!受験で終わらない学問の世界
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受験期はどうしても効率重視で、教科書に載っていない「無駄な」知識には目もくれないでしょう。しかしその一見「無駄な」知識こそ、その科目をより深く理解する手がかりなのです。ここではテストから一旦離れて、少し遠回りしてみませんか。きっと見たことのない世界が目の前に広がっていますよ。【選者:小島惇史(こじまとしふみ):運営局】
見えている世界がすべてじゃない!?「眼」の不思議を知ることができる本
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自分の眼に見えているものが世界のすべてだ、と私たちはつい考えてしまいがちです。しかしその世界像は、「眼」という小さな器官から生み出される数ある幻想の一つに過ぎない、ということもできます。たとえば、人間と動物では見えている世界は大きく異なっています。眼とは、見るとはなんなのか?それを考えるきっかけになる本を紹介します。
やっぱりリアリティ!しびれる他人の話5選
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若い頃はノンフィクションって今ほど読まなかったように思います。どうせ読むなら自分の生活とまったく繋がっていないもののほうが楽しめたんですよね。でも今は半々くらいでフィクション・ノンフィクションを読んでいます。他人の人生に思いを馳せる余裕が出来たのか、実生活に刺激が少なくなってしまったからなのか。どっちもかなあ。 ※本ブックツリーの内容は、執筆時点(2017年9月29日)の情報に基づいております。
幻想的な世界観とスリルが入り混じる!ドキドキしながら読めるファンタジーミステリー
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魔法や超能力があふれる世界は、非日常を感じさせて私たちをワクワクした気持ちにさせてくれます。そんな世界観のなかで謎解きを行うファンタジーミステリーを集めました。魔法や呪いなど、得体のしれない手口を使う犯人にハラハラし、主人公たちと一緒にワクワクしながらその謎に挑む楽しみを味わえます。
作り上げられた世界観にハマる!ファンタジー初心者の大人にオススメの小説
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空想の生き物や現実離れした能力、この世とは異なる世界を描いたファンタジー小説は、大人になってから入門するのはハードルが高いものです。だけど、丁寧に作り上げられた世界観にハマれば、一気に読めてしまいます。ここでは、そんなファンタジーの魅力あふれる小説を集めました。空想の世界を、存分にお楽しみください。
不思議な世界はすぐそこに・・・日常に潜む奇妙に引きずり込まれる本
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私たちが何気なく、働いたり、家事をしたりしながら日常生活を過ごす世界。その隣には、奇妙な世界が存在しているのかもしれません。その存在を証明してくれるような、普通に暮らす登場人物たちが、知らぬ間に事件や不思議な世界に迷い込む姿を描いた本を紹介します。本のなかとはいえリアリティにあふれていて、自分も迷い込んだ感覚に襲われます。