ブックキュレーターhonto編集員
すぐ近くにあるミラクルワールド!昆虫の世界を知ることができる本
昆虫の世界には人間が普段は見聞きすることのない、ミクロなミラクルワールドが広がっています。昆虫の営みを知れば、人間から見たらちっぽけな生態系も「ちゃんと生きている!」と実感することができるはずです。昆虫の驚くべき生態を知ることができる本や、テーマに虫が深く関連する小説などを紹介します。
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クワガタやカミキリなど、樹の中に住む昆虫の生活を記した一冊。専門的な記述が多めながら、素人でも読みやすい知見の書です。普段気に留めることもなく眺めている樹々の中で、昆虫たちがこんなにも不思議な生活を営んでいたなんて・・・。身近にあるミラクルワールドに触れ、この世界は人間のためにだけあるのではないと気づかされます。
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現代版「虫愛づる姫君」である昆虫オタクが綴る、人間の恋愛を昆虫の生態になぞらえた恋愛攻略本。36種類もの昆虫と36種類の恋愛模様が、昆虫への限りない愛としょうもない恋愛への共感をもって、解説されています。いつの間にか昆虫好きになり、ついでに「こんなダメな私でもいいのだ」と恋愛体質になっているかもしれません。
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ミツバチの世界 個を超えた驚きの行動を解く
Jurgen Tautz(著),Helga R.Heilmann(写真),丸野内 棣(訳)
ミツバチに密着取材したのでは!?と思わされるほど、ミツバチの生活を入念に解説した専門書。美しい写真とあいまって、自分もミツバチになったかのような気分に。ミツバチの巣はそれ自体が一つの生き物のように機能していて、そのために働く勤勉で健気なミツバチたちに、尊敬の念を抱いてしまうかも。ミツバチから見習えることは少なくありません。
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小指ほどしかない小さな人「コロボックル」と、人間の交流を描いたファンタジーの古典的名作です。コロボックルたちが、乗り物としてバッタやカミキリを操る姿が微笑ましく描かれます。自然のなかで昆虫と完全に共存し、生き生きと動き回るコロボックルたちに魅了され、読後は思わず草むらに小さな人を探してしまうかも。
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