ブックキュレーターhonto編集員
競馬場デビューの前に読んでおきたい。競馬にまつわる知識が得られる本
競馬と聞くと、賭け事のイメージが先行しますが、元々は貴族のスポーツでした。馬はかっこいいし、迫力もある。最近はデートもできそうなおしゃれな競馬場もあるみたいで、行ってみたいと思う若者も増えているようです。そんな競馬に興味をもった方で、まずは知識をつけたい人に向けて、競馬の歴史から、楽しみ方までを知れる本を紹介します。
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イギリス文化と近代競馬
山本 雅男(著)
イギリスに造詣の深い筆者が、競馬を通してイギリスの文化を語っています。ジェントルマン文化と競馬がなぜ結びつくのか、「ハンディキャップ」「オッズ」「サラブレッド」といった単語の由来など、文化的観点から競馬にアプローチできる一冊です。
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競馬の血統学 サラブレッドの進化と限界 新版
吉沢 譲治(著)
サラブレッドがどのようにして生み出されてきたのか、その歴史、現状、限界、将来への意見が語られています。極度の近親交配で名馬をつくる「一流血統」に固執することの限界、それを打開するために将来どうするべきかの示唆。やや専門的な内容ではありますが、その奥深さに、するすると引き込まれてしまいます。
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世界一の馬をつくる チームノースヒルズの飽くなき挑戦
前田 幸治(著)
2冊目で紹介した「サラブレッド」とは対照的に、ゼロから名馬を育てることに挑戦してきた日本屈指のオーナーブリーダーによる本書。ただ血統だけではなく、名馬を育てるためのさまざまな取り組みが記されていて、競走馬の一頭一頭の陰にある努力に、考えさせられることが多い本です。
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元名騎手の藤田伸二が現役時代に書いた本です。JRA(日本中央競馬協会)への意見、競馬界の現状への苦言も多く見受けられますが、1人の騎手の信念、生きざまを垣間見ることができます。馬が注目されがちの競馬ですが、「騎手の素晴らしさ」も実感することができる一冊です。
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わたしは馬ガール 女子が楽しむオシャレな競馬A to Z
日本馬ガール協会(著) , Lilly(イラスト)
競馬場は賭け事をする場所だし、おじさんの行くところで、女性にはちょっとハードル高い・・・。そんな躊躇を払拭して、女性でも競馬場に行ってみたくなるような本書。競馬場をかわいいイラストで解説しています。友達を誘って、遊園地感覚で競馬場に行ってみたくなります。
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