ブックキュレーターhonto編集員
手軽さの裏には奥深い世界がある!?サンドイッチをもっとおいしく楽しめる本
ピクニックに行くときにも、仕事で忙しいときにも、手軽につまんで食べられるサンドイッチは世界中で愛されています。サンドイッチに人生をかけた人々の物語や、思い出のサンドイッチのレシピ、そしてサンドイッチ伯爵起源説の検証など、サンドイッチの奥深い世界を知ることのできる、サンドイッチがもっとおいしく楽しめる本を集めました。
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夫を亡くし幼い子どもとともに作り続けた大阪の純喫茶「ロックヴィラ」の「キムチサンド」、母の作るのり弁当から思いついた東京の珈琲専門店「エース」のオリジナル「のりサンド」など、サンドイッチを作る人の人生を温かな短編小説のように綴ったガイドブックです。店秘伝のレシピも紹介され、人生までも挟み込んだサンドイッチを楽しむことができます。
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サンドイッチの歴史
ビー・ウィルソン(著) , 月谷 真紀(訳)
簡単に持ち運びでき、手ですぐに食べられるサンドイッチは世界中で愛されています。サンドイッチの起源は本当にサンドイッチ伯爵にあるのかを検証し、イギリスでの発展や変化を追ってサンドイッチを歴史的、社会学的にひもといた本です。サンドイッチの奥深い歴史に触れれば、いつものサンドイッチがより深く味わうことができるでしょう。
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私のサンドイッチ
オカズデザインが母から学んだ基本のサンドイッチや、なかしましほが子どもの頃から親しんでいた懐かしいフルーツサンド、こぐれひでこのパリで食べたカスクルートなど、料理家やイラストレーターが、思い入れのあるサンドイッチのレシピを紹介しています。残ったパンの耳を使ったレシピもあり、サンドイッチへの深い愛情を感じる一冊です。
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出版社で働くアキコは亡き母の食堂を改装し、サンドイッチとスープだけの店を始めます。向かいの喫茶店のママや母の常連さん、変わったお客さんに翻弄されながらも、迷うときも悲しいときも自分の志を信じ、安心な材料でやさしい味つけのサンドイッチを作り続けます。誰かのために、丁寧にサンドイッチを作りたくなる小説です。
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好きな食材を自由に挟んで焼くホットサンドのレシピ集です。残り物のカレーや焼きそばを挟んだり、豪華なラム肉のステーキやカキを挟んだり、ポテトチップスを挟んだりと、個性豊かなメニューにサンドイッチの可能性が広がってゆきます。レシピにはそれぞれのサンドイッチにまつわる、おいしそうなエピソードも綴られています。
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