ブックキュレーターhonto編集員
ぶらっと訪れてみよう!舞台裏を知って、美術館がもっと楽しくなる本
美術館ってなんだか敷居が高くて・・・と思っている方、ご安心ください。今や美術館は街ぐるみで盛り上がれたり、入館しなくてもフリースペースで楽しめたり、市民に開かれた場所になってきているのです。美術館を気軽に楽しむコツや、展示や美術品購入にまつわるエピソードが書かれた本を読んで、美術館をグッと身近に感じてみましょう。
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美術館のカフェで自らの人生を振り返ったり、美術館の庭や建物自体を眺めてみるなど、美術館の変わった楽しみ方を提案しています。企画展ではなく常設展を見る、第一印象で作品のよさを感じ取って気に入ったものだけを3分間じっくり味わってみるなど、肩の凝らない鑑賞法は目からうろこ。今すぐ美術館に行きたくなってくる本です。
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金沢21世紀美術館は、敷居の低い美術館を目指して2004年にオープンし、開館から1年で157万人もの入場者を集めました。「美は万人のもの」というコンセプトで、子どもが楽しめる展示を行ったり、お金をかけない宣伝を実践するなど、本書では人気美術館のユニークな取り組みの数々を紹介。読後、同美術館に行きたくてうずうずしてくることでしょう。
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知っているようでよく知らない、美術館の学芸員という仕事をコミカルに紹介したコミックエッセイです。企画展の進め方、コレクションの選定過程など、美術館の内部業務を大まかに知ることができます。学芸員はもとより受付担当や監視員、ショップの店員など、美術館で働く人たちを身近に感じられるようになる一冊です。
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美の殿堂である美術館の世界にあるのは、美しい話だけではありません。グローバル化で美術館の数が増え、美術品の価格や収蔵品の貸出価格が上昇し、政治的、金銭的な駆け引きなしには、魅力ある展覧会ができない時代になっています。美術品の管理法や贋作事件などの裏事情も満載で、美術館をドラマチックに楽しめるようになる本です。
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