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2017年大河ドラマ『おんな城主 直虎』が面白くなる歴史小説

2017年の大河ドラマは柴咲コウ主演の『おんな城主 直虎』。徳川四天王の一家であり、江戸時代には譜代大名となる井伊家も戦国時代初期は遠江の小領主に過ぎなかった。乱戦で当主が相次いで討ち死にしてしまい、残された姫が男の名乗りで城主となり家を支える。井伊家の逸話などが知れて、『おんな城主 直虎』が数倍楽しめる歴史小説。

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  • 井伊直政の養母・井伊直虎の生涯を描いた作品。女性ながらも断絶の危機に瀕する井伊家のために、直虎という男性名を名乗り(女性名は香)、当主として立ち上がる。香は凶事を予感できる異能の女性として描かれるが、予感できても、それを防ぐ手立てがないことも多く、かえって香を苦しめる。戦国でも稀有で数奇な生涯。

  • 泣く子も黙る「井伊の赤備え」。武田家最強の山県隊にルーツを持つこの一団がいかに徳川家に引き継がれたかを、その構成員の二人の武士の視点から描く。赤鬼と恐れられるまでに成長していく井伊直政の生き様からも目が離せない。また、徳川家から豊臣家に寝返ることとなった石川数正の深慮なども興味深く描かれている。

  • 山県昌景亡き後、武田家中で赤備えを許された山県家を14歳の昌満が継ぐ。戦国最強の重責に苦しみながらも頭角を表す昌満は、武田征伐において見事に果てる。主を失っても牙を失わない赤備えを目の当たりにした徳川家臣・井伊万千代(後の直政)の食指が動く。赤備えの継承物語を二人の若き武将の切磋琢磨の戦いで描く。

  • 徳川家臣団を主人公にした7編からなる短編集。取り上げられるのは鳥居元忠、井伊直虎、石川数正、大久保忠隣、阿茶の局、角倉了以、牧野忠成の7人。表題作『常在戦場』は牧野忠成というマイナー人物の生涯を描いており興味深い。いずれも典拠があるようで、読後に関連史実を洗いたくなるような本作は歴史小説として秀逸。

  • 家康は幼少期に天涯孤独を経験するという自らと似た境遇を持つ井伊直政に肉親のような親しみを覚え臣従を許す。家康から政治と外交を叩き込まれた直政は30歳にして家中最多の12万石を任される。戦場では徳川の先鋒を託され”井伊の赤鬼”と畏怖されるまでに成長する。深い信頼で結ばれた主従の歩む天下取りの道を描く。

ブックビヨンド 吉村大輔

ブックキュレーター

ブックビヨンド 吉村大輔

元・歴史群像シリーズの編集者で現在は学研グループのデジタル事業会社であるブックビヨンドにて主に電子書籍の営業・プロモーションなどを担当。また、世界80カ国以上から約47万いいねを集めるFacebookページである「Samurai Style」の運営も手がける。好きなジャンルは歴史小説。史実の舞台となったお城や戦場などを巡り、想像を掻き立てながら物語の世界にのめり込む。さらに、例えば「本能寺の変」などの特定の事件を、いろいろな視点から描く作品を読み比べ、その史実の立体的な解釈をしてみるなどしながら読書を楽しんでいる。

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