ブックキュレーターhonto編集員
あえて「落ちたい」ときに読みたい、ズシンと重い、重すぎるコミック
手軽にワクワクできたり、笑えたり、エキサイトできたりするのがコミックのよいところですが、まったく逆方向のベクトルも存在します。それは、読んだとたんに気分が底の底まで落ちてしまうような、とても重いテーマを扱ったものです。楽しいだけがコミックではない。でも、落ちすぎにはくれぐれも注意が必要な物語を紹介します。
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法をはるかに超越した「暴利」をむさぼる闇金融業者を舞台に、そこを訪れる「人生に行きづまった」さまざまな人物たちのドラマが描かれる物語です。そのキャッチーなタイトルで油断してしまいますが、作中では登場人物たちが次々と、まるで救いようのない結末をむかえます。油断していると、気分が沈みきってしまいます。
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売れないマンガ家である主人公が住む街に「謎の奇病」が蔓延し、やがてそれは「パンデミック」へと発展します。このストーリーは俗にいう「ゾンビもの」に類するホラーコミックで、一見するとエンターテインメント寄りに思えるかもしれません。しかし、感染者の描写がとにかく独特で、ズシンと重い陰惨さを放っています。
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