じわじわくる・・・独特な世界観が魅力の静かに笑えるギャグコミック

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タイトルは、「地味」に「ヘン」な笑いを誘うという意味です。基本的に2ページ15コマ構成で、普通の家族やサラリーマンのよくある話が描かれていると思いきや、決してそうではありません。そこからどう笑いにもっていくの？という地味な状況からはじまるのに、最後にはニタリとしてしまう自分に気づくでしょう。

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社会人になったばかりの小袋君が主人校の4コマ漫画。大人の常識がわからない、あまりに人の常識すら超えた行動をとってしまうコブクロ君の日常があまりに破綻しているため、はじめは唖然とするかもしれません。でも読むうちに独特の世界観がクセになり、小袋君がおかしな行動をするたびにニヤニヤしてしまいうことうけあいです。

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ラッコの「ぼのぼの」が、友達のシマリスくん、アライグマくんたちと森で暮らすファンタジーです。一見のどかそうな設定ですが、シュールな笑いにあふれています。食料をすべて食べてしまい「後で困る」と嘆くぼのぼのに、「後で困ることを、なんで今困るわけ？」とアライグマくんが問いかけるなど、ときおり深いところも魅力です。

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基本的にダウナー系のかわうそ君と心やさしいかっぱ君、苦学生のカブトムシである齋藤さんなど登場動物も個性的なら、頭に包帯を巻いた「傷」という名の少年、頭にいつもこけしを乗せている「こけし」という名の少年など、登場人物もユニークなギャグコミック。不条理すぎる展開が意味不明で、思わずクスリと笑ってしまいます。

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はじめのうちは、おもしろさがまったくわからないかもしれません。でも、とにかく読み進めれば、ページをめくるごとに、独特のテンポと絶妙なナンセンスさにハマっていくはず。とくに無言で展開される4コマは、その間や人物の表情、行動がおもしろおかしく、無言の静けさがさらに笑いを誘います。