ブックキュレーター写真家 植本一子
植本一子の家族観を知るための5冊
3冊目の単著『家族最後の日』を出版した私ですが、それでも作家やエッセイストなどと名乗れるはずもなく、相変わらず肩書きは「写真家」で通しています。そんな私がインタビューでよく聞かれるのが、家族観についてです。そこで今回は、私の家族観に影響を与えてくれた本を5冊紹介します。読んでもらえると、すこしは私の家族観がわかってもらえるかもしれません。
- 23
- お気に入り
- 6761
- 閲覧数
-
この本は大好きでなんども読み返しているけれど、未だにわからない部分が多く、そこがいい。謎が残されているというか、考える余白があるというか。『一人になると二人を感じる よかった まだわたしたちは他人だ』という言葉を、たまに思い出しては意味を考えます。
-
3部編成、5時間越えの映画のテキスト集。これをよく男性が作ったものだなと思うが、もはや男性も女性もなく、人としての生き方についての物語かもしれない。映画を見て初めて台本を読み返したいと思った1冊。赤線多数。
ブックキュレーター
写真家 植本一子1984年広島県生まれ。2003年にキヤノン写真新世紀で荒木経惟氏より優秀賞を受賞、写真家としてのキャリアをスタートさせる。広告、雑誌、CDジャケット、PV等幅広く活躍中。著書に『かなわない』(タバブックス)、『働けECD―わたしの育児混沌記』(ミュージック・マガジン)がある。ホームページhttp://ichikouemoto.com/
ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です