和菓子を買いに行きたくなる！和菓子の魅力を感じるコミック

梅本京子18歳は東京百貨店のデパ地下で、和菓子屋のアルバイトに採用されます。和菓子の知識を学び、販売員として成長していきます。売られているのは羊羹からお茶会で使用される季節の上生菓子など、さまざま。花を模った和菓子などがかわいらしく、京子が目を輝かせる姿に、登場する和菓子を食べたくなってしまいます。

安藤奈津はパティシェ志望でしたが、昔ながらの製法に感心して浅草の老舗和菓子舗「満月堂」に就職。奈津が一人前の和菓子職人に成長していく物語です。柏餅などなじみ深い商品も登場し、その時期にしか食べられない和菓子がおいしそうに描かれています。縁起物である理由なども知ることができ、あらためて食べてみようかという気になります。

お茶会で使用する上生菓子の注文も入る、京都にある和菓子の老舗「福家堂」の三姉妹の物語。和菓子職人と結婚し、店を継ぐと思っていた長女が嫁に行くことになり、次女が店を継ぐ決心をし女将修行に励む様子が描かれます。和菓子に目と舌の肥えた次女と三女が、おいしそうに試食する姿には、読者も味を想像せずにはいられません。

望月草太20歳が、葬式饅頭の餡のおいしさが忘れらず創業150年の京都の和菓子店に就職するところから物語がはじまります。和菓子職人として励む日常が、ユーモアたっぷりに描かれた4コマ漫画。職人が季節を感じる和菓子を考えて、きんとんや錦玉など趣向を凝らしたりする姿に、見た目も味わう楽しさが伝わってきます。

高校生・桐山零のプロ棋士の活躍が描かれた物語。零の一人暮らしをいつも気遣う川本3姉妹の祖父は和菓子店「三日月堂」の店主。姉妹もたまに手伝い、アイデアが採用されて商品化されることも。食べるのがもったいないくらい、かわいい和菓子も登場します。祖父が作った和菓子を姉妹が喜んで食べる姿に、一緒に和菓子をつまみたくなります。