ブックキュレーター『おとな旅 プレミアム』編集部
仙台・松島・平泉編『おとな旅 プレミアム』編集部が選ぶ旅本
『おとな旅 プレミアム』はハンディで軽いガイドブック。鞄にもう数冊ばかりの旅本を持ち、出かけてはどうだろう。もちろん、旅の前後に読んでもいい。目を通しておきたい本を目的地別にセレクト。旅先の街が積み重ねてきた歴史や食文化を読み解き、目の前に広がる景色から新しいストーリーが生まれるような5冊を選ぶ。仙台・松島・平泉編では「東北が誇る偉人と名勝、その謎に迫る」をテーマにセレクト。
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書名の由来となる漢詩を詠んだ伊達政宗ほか、歴史上の英雄を描いた7作の傑作短編集である。「独眼竜」の異名を持ち、戦国、安土桃山、江戸の三つの時代を駆け抜けた東北の武将。そんな政宗の姿が「幼少期」「詩」「父親輝宗」といった要素で描かれる。伊達の城下町仙台で読み通せば、英雄の存在を身近に感じられるだろう。
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日本三景の謎 天橋立、宮島、松島−知られざる日本史の真実
宮元 健次(著)
宮城県松島は、我が国が誇る三大名勝地の一つである。東日本大震災でも被害を受けたものの、260の島々に守られ影響は少なく、今日も訪れた人々の目を楽しませている。天橋立、宮島、松島・・・。本書を読んで謎を明らかにして現地を訪れよう。絶景はさらに輝きを増し、自分史上最高の景色が眼下に広がっているはずだ。
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支倉常長
五野井 隆史(著) , 日本歴史学会(編集)
時は江戸時代、2つの大海を越えて、スペイン・ローマに辿り着いた日本人がいた。その男の名は支倉常長、伊達政宗の家臣である。本書は、東京大学名誉教授の歴史学者による労作。常長が副史として率いた「慶長遣欧使節団」の足跡と歴史を丹念に紐解いた。北仙台・光明寺には常長の墓がある。仙台観光の折には訪れてみたい。
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仙台・松島・平泉 2021第3版
TAC出版編集部(著)
巻頭では「みちのく 四季の華やぎ」と題して、東北地方の穏やかな気候の中で四季が色づくスポットをプレビュー。「食べる」は、牛たん、ずんだ、松島かきといった名物はもちろん、地酒と絶品の日本料理やフレンチも取り上げ、歴史特集は伊達政宗と仙台藩、乱世を平和へと導いた藤原清衡と奥州藤原氏の辿った軌跡を追う。
ブックキュレーター
『おとな旅 プレミアム』編集部『おとな旅 プレミアム』は2016年5月から発刊開始。大人ならではの上質な旅を提案する、全く新しい国内旅行ガイド・シリーズです。季節感を大切にした美麗な写真。歴史と文化を掘り下げた特集。旅先の「イメージとストーリー」をさらに広げることで、ワンランク上の旅を実現させます。『おとな旅 プレミアム』とともに、旅に出かけることで、「イメージとストーリー」がさらに広がるケミストリーが起こる!?本を紹介します。「おとな旅」とは「本と一緒に楽しめる旅」でもあるのです。(https://bookstore.tac-school.co.jp/pretabi/)
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