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海外でも愛好家が増えています!盆栽の魅力がわかるようになる本
「盆栽」は老人の趣味、というイメージをもっている方も多いでしょうが、それは過去のものになりつつあります。現在、世界各国で老若男女の盆栽愛好家が増え続けていて、外国人や女性の盆栽師の活躍も目立ってきています。そんな世界から注目を集める日本文化「盆栽」の魅力がわかる本を、さまざまなジャンルから集めてみました。
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本を開いてすぐ、名品中の名品といわれる盆栽が写真とともに数点紹介されていて、ビジュアルから盆栽の世界へ誘ってくれます。その後、盆栽と鉢植えの違いや盆栽の種類、鑑賞の方法といった「盆栽初心者が知りたいこと」もわかりやすく解説されています。「盆栽=日本文化」を知るための入門書としても適した一冊です。
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盆栽マイフェアレディ
山崎 マキコ(著)
主人公の繭子は盆栽師を目指す22才。盆栽は大好きだし尊敬する兄弟子もいるけれど、修行生活は苦労だらけです。そんな繭子に突如アプローチしてきたのが、リッチ&スマートな既婚男性。贅沢三昧の愛人生活とストイックな盆栽修行の間で揺れ動く女心が、盆栽のウンチクとともに生き生きと描かれています。一気読み必至の恋愛小説です。
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江戸時代に創業し、160年以上の歴史を誇る老舗盆栽園の5代目である女性盆栽師が著した、盆栽への愛が詰まった一冊です。盆栽師という仕事について、また、日々盆栽と対峙するなかで気づいた、自然の摂理や美しさの本質といった事柄がやさしい言葉で綴られています。読後には、きっと実際に盆栽を見に出掛けたくなっていることでしょう。
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盆栽/木々の私生活
アレハンドロ・サンブラ(著) , 松本 健二(訳)
著者はラテンアメリカ文学の新人です。処女作「盆栽」は数ヵ国語に翻訳され、チリでは映画化もされました。「ものを書くのは盆栽を世話することに似ている」という作家志望の青年を主人公に、時空を超えた物語が展開されます。続編的位置づけの「木々の私生活」とともに、盆栽と人生の相似について考えさせられる小説です。
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