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英米文学研究者 阿部公彦ブックキュレーター英米文学研究者 阿部公彦

作家が頼まれてもいないのに自分のことをあれこれ語るのはなぜ?

「私小説」が流行したのは百年近く前のことだが、現代になっても作家は自分のことをせっせと語る。私たち読者もつい耳を傾ける。私語りには、筋のおもしろさだけでは説明できない複雑な魅力が隠されている。いったいどんなあやしい関係が語り手と読者との間に生まれているのだろう。私語りの魔術師たちへのアプローチのための五冊。

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  • 善意と悪意の英文学史 語り手は読者をどのように愛してきたか

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    善意と悪意の英文学史 語り手は読者をどのように愛してきたか

    阿部 公彦(著)

    小説は筋じゃない、文章だと言われる。でも、実はもっと大事なものがある、というのが本書のテーマ。小説の読者は妙な“人間関係”に巻きこまれる。相手は語り手である。その情緒やこだわりにさらされるのだ。英米古典作品の語りにひそむ愛やいらいらや悪意を抽出する。

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    編者によれば、田中英光は文章が下手くそなのに小説がめちゃくちゃおもしろいという希有な作家。たしかにその読ませる力は圧倒的だ。自らの強靱な肉体を罰するかのように酒や薬で自身の肉体を痛めつける最晩年の作品は壮絶。さすが西村賢太の“お師匠”だ。

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    幼少期から北町貫多(≒西村賢太)がこよなく愛したミュージシャン稲垣潤一。芥川賞を受賞し華々しいデビューを果たした作家は、ついに“セレブ”として稲垣と親しくつきあうようになるが、これが思わぬ落とし穴でもあった。西村賢太が新境地に踏み出した一作。

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    読んでるつもりのないことを読まされ、おもしろがるはずでなかったことに引きこまれ、感動するわけないのに胸を打たれてしまう。このへんてこりんな読み心地をどう説明したらいいのだろう?小島信夫の再来と言われる保坂和志のクリーンヒット。

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    ベルリンの通りをさ迷う主人公。その目は女ハードボイルド探偵のごとく鋭く光る。観察と妄想が世界の仮面を次々に引きはがしていく。孤独であることの強靱さを、これほど豊かでハチャメチャな想像力で証明した作家が今までいただろうか。

英米文学研究者 阿部公彦

ブックキュレーター

英米文学研究者 阿部公彦

1966年生まれ。東京大学文学部准教授。英米文学研究と文学一般の評論を行う。著書には『英詩のわかり方』、『英語文章読本』、『小説的思考のススメ』など啓蒙書と、専門書としては『即興文学のつくり方』、『スローモーション考』、『文学を〈凝視する〉』など。翻訳は『フランク・オコナー短編集』。現在、「Web英語青年」と紀伊國屋書店「書評空間」(Web)で連載を行う。現在進行中のテーマは「胃病の倫理」、「準備体操論」、「ですます調の功罪」、「幼な語り」、「問答形式とは何か」など。早稲田文学新人賞(1998)。メンバーの一員である「飯田橋文学」のサイトでは対談インタビュー等の様々なコンテンツを配信中(https://note.mu/iibungaku/)。

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