憧れのスローライフがここに！まったり田舎暮らしコミック

とある事情で長崎県の五島列島に移住することになった都会育ちの書道家が、自由奔放な少女をはじめとする個性豊かな島民と触れ合うことで人間的に成長していく物語です。最初は田舎ならではの慣習や人々の距離感に戸惑いながらも、やがて心を開いていく主人公の姿に共感を覚えることでしょう。

都会から田舎に戻ってきた女性のスローフードな自給自足生活を描いたコミックです。日々の食事という観点から田舎暮らしの魅力が表現されており、天然の素材を使ったおいしそうな食べ物が次々と登場します。著者自身が田舎で農作業に従事していた経験もあるので、生活感にリアリティがあるのも特徴です。

小中学生で合わせて5人しか生徒のいない田舎の学校を舞台に、そこに通う女の子たちの気ままでほのぼのとした日常を描いたコメディです。駄菓子屋に遊びに行ったり、ウサギの世話をしたり、田植えを手伝ったりと、特別ドラマチックなことは起こりませんが、そのゆるさが逆にクセになるはずです。

生まれた時から田舎で暮らす主人公の女子中学生と、東京から引っ越してきた同級生の少年との甘酸っぱい交流を描いた恋愛コミックです。家族や友人といった周囲の人々の人柄を含め全体的に大らかでのんびりとした作風になっていて、懐かしさを感じさせる田舎の描写も相まって、温かい気持ちになれる名作です。

巫女のまちと人間の言葉を話すヒグマのナツが織り成す、東北地方の山村を舞台にした少し変り種のコメディです。都会への憧れを抱くまちが上京するための試練をこなしていくのですが、重度の都会コンプレックスゆえに結局は田舎から出られないというストーリーは、田舎のよさを逆説的に実感できるかもしれません。