ブックキュレーターコピーライター・作詞家 佐々木圭一
ヒトの内面&モノゴトの本質を見抜いた本
ここで挙げる本は、テーマはまったく違っているが、ヒトの内面&物事の本質を鋭く見抜いている。どのような言葉がヒトを動かすか?を常に考えているコピーライターの私にとっては、ヒントになるものばかりである。
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どの親も子供には幸せになって欲しいと願っている。それなのに、子どもは親の求めとまったく違うことをすることがある。著者の高濱正伸氏は、非常に多くの子供を見てきた経験から、説得力のあるアドバイスをしてくれる。子供を持つ親は、ぜひ一度読んでおくべき本だろう。
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絶対内定 2018−2 自己分析とキャリアデザインの描き方
杉村太郎(著) , 熊谷智宏(著)
主題は就職活動で、内定を取る方法が書かれているのだが、実は、仕事とは何か?人生をどう生きるか?という奥深い問いを投げかけてくれる魔法の本。就職活動をする学生には必ず勧めているし、私自身の人生を変えた本でもある。
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幸福を見つめるコピー 完全版
岩崎 俊一(著)
私が尊敬しているコピーライターの岩崎俊一氏の本。
コピーライティングは物を買わせるだけじゃない、人の心を動かすものだと知ることができる。優しく温かい気持ちにさせてくれる本である。 -
コピーライティングと脳科学でまったく異なる分野なのだが、著者の中野信子氏とは考えていることが近くて驚いた。
彼女いわく、拙著『伝え方が9割』で書かれている法則はすべて脳科学で説明できるらしい。例えば、「Aか?Bか?」と選択肢を与えるとついついその選択肢の中から考えてしまい、それ以外のCという選択肢に気づけない「選択の自由」という法則がある。これは、ヒトの脳は怠け者でゼロから考えたくない、という風に脳科学的にも説明ができるのだそうだ。
ブックキュレーター
コピーライター・作詞家 佐々木圭一上智大学大学院を卒業後、株式会社博報堂入社。のちに書籍『スティーブ・ジョブス』に登場する伝説のクリエーター、リー・クロウのもと米国で2年間インターナショナルな仕事に従事。日本人初、米国の広告賞「One Show Design」でゴールドを獲得(Mr.Children)。アジア初、6ヵ国歌姫プロジェクト実施(アジエンス)。アジアで最も成功したと評価されAIMアワードグランプリを獲得。カンヌ国際クリエイティブアワードにて、計6つのライオンを獲得、Ad Festでゴールド賞を2つ獲得するなど、合計55のアワードを入賞受賞。郷ひろみ・Chemistryの作詞家として、アルバムオリコン1位を2度獲得。2014年、クリエイティブ ブティック「ウゴカス」を設立。日本のコミュニケーション能力をベースアップさせることを、ライフワークとしている。著書に『伝え方が9割』シリーズがある。
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