ブックキュレーターmusic book cafe
【2017年5月放送分】一歩先の音楽生活を提案するラジオ・プログラムがお薦めする音楽本
2017年4月から全国約50のローカルFM局で放送を開始した《music book cafe》(毎週水曜20時~)。番組のテーマはずばり「音楽と本」。注目の音楽書新刊から1冊を選び、著者や音楽家をスタジオにお迎えしてトークを繰り広げる、まったく新しい音楽教養番組です。5月の放送ではこんな5冊をご紹介しました。
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ハリウッド映画やTVドラマ、ヒップホップなどアメリカ文化全般に精通しているライターの町蔵さんが、書き下ろしの小説を発表!出身地である東京の町田市を舞台に、現代の女子中学生~高校生の日常が活き活きと描かれた群像劇・・・にとどまらない驚きの面白さ。軽くて読みやすいのも嬉しいですね。(3日放送)
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この本の裏表紙が著者の知らないうちに7万RT!?楽譜の入門本なのになぜ半分以上がリズムの練習?──リズム譜早見表や譜例の音が入ったCDも付いた本書は、繰り返すうちに癖になり、いつのまにか楽譜の読み方が身についている、そんなエクササイズ満載の新感覚の教本です。(10日放送)
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米ソ対立が尖鋭化し、フルトヴェングラーが没し、トスカニーニが引退、カラヤンやカラス、グールドが台頭した1950年代に、欧米を旅した吉田秀和、山根銀二らの音楽紀行をたどり、当時の録音から時代の息吹を再現。放送では「演奏史譚」という著者の肩書をめぐる晩年の吉田秀和の発言も紹介しました。(17日放送)
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毎年100万人を引き寄せるクラシック音楽の祭典《ラ・フォル・ジュルネ》を成功させた音楽プロデューサー、ルネ・マルタンは、クラシック音楽の本質は民主主義にありと断言します。音楽にとどまらず人生のあらゆるシーンに通用する成功哲学を、林田さんがロング・インタビューから引き出した名言集です。(24日放送)
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歌舞伎に行こう! 手とり足とり、初めから
船曳 建夫(著)
歌舞伎には興味あるけど、どうやって行ったらいいかわからない・・・そんな方はぜひこの本をお読みください。そもそも歌舞伎はどこでやっているのか、チケットの入手方法から公演当日の心得まで、船曳さんが懇切丁寧に教えてくれます。「伝統とは何か」の章では眼と心がたくさんひらかれるお話も。(31日放送)
ブックキュレーター
music book cafe「音楽と本」をテーマにかかげて2017年4月にスタート、毎週水曜20時から選りすぐりの音楽書をご紹介しているFM番組が《music book cafe》です。注目の新刊書籍の著者をスタジオにお招きしたり、ミュージシャンに愛読書を薦めていただいたり、ほかにも音楽と本を巡る耳寄りの情報をお届けしています。全国約60のローカルFM局で放送中。公式サイトはこちら。
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