男子校こそ乙女の夢あふれる秘密の花園？少年の青春を描いた名作コミック

舞台となるのは明治の名門旧制高校です。主人公は母親がドイツ人で中世的な外見の摩利と、日本男子の凛々しさあふれる真吾の幼馴染みコンビ。古きよき時代の男子校の面々は驚くほど純情だったり、信じられないくらいたくましかったりと個性豊か。やがて激動の時代を乗り越えていく彼らの友情と青春は、輝かしくて胸が熱くなってきます。

米軍基地がある町を舞台に、1980年代のリアルな男子校ライフを描いたコミックです。主人公の季邦は米兵向けのゲイバーで夜のバイトをしつつ、学校では悪友の深雪、秋男と悪ふざけに興じています。能天気に見えて女子にはわからない繊細さを抱えている。そんな思春期男子の心の内をそっとのぞけます。

主人公の瑞稀（女子）は憧れのハイジャンパー・泉に会いたい一心で、彼の通う男子校に男装して編入してしまいます。念願叶ってクラスメイトになり、寮では同室に！しかし、泉は肝心の走り高跳びをやめていて・・・。タイトル通り学園は花ざかりなイケメンの嵐で、彼らの友情を間近で見守るという乙女の究極の夢も叶います。

冬休みを迎えた名門男子校の寮・松籟館では、寮生が次々と帰省していくなか4人の生徒が人気のない寮に残り年末を迎えます。彼らはそれぞれ事情を抱えており、ある事件をきっかけに自らの過去を「告白」することになり・・・。男子寮という閉ざされた空間で、少年が成長していく思春期の一瞬を切り取った小説です。

自由な校風の男子校・緑都学園に入学した蓮川一也が送り込まれたのは、変人の巣窟と呼ばれる緑林寮でした。同室の同級生・瞬はロングヘアで美少女みたいだし、隣室は寮で一番怖い忍と美形が取り柄の光琉という、後輩いじりが趣味の先輩コンビ。ドタバタのボーイズライフは若さゆえのバカさもあり、ちょっと格好悪いけど愛しいです。