ブックキュレーターmusic book cafe
【2017年8月放送分】一歩先の音楽生活を提案するラジオ・プログラムがお薦めする音楽本
《music book cafe》は、全国約70のコミュニティFM局で放送中(毎週水曜夜20時〜)。ずばり「音楽と本」をテーマに、注目の音楽書新刊から毎週1冊を選び、著者や音楽家をスタジオにお迎えしてトークを繰り広げる、まったく新しい音楽教養番組です。2017年8月にはこんな5冊をご紹介しました。
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いま日本でもっとも注目を集めるソングライター・デュオ「ものんくる」の角田隆太さんと吉田沙良さんの一押し本。「1曲の歌が世界を救う」というとびっきり幸せな「ほら話」。レコーディング前に読んで、「救われた」そうです。彼らの最新アルバム『世界はここにしかないって上手に言って』と一緒にどうぞ。(2日放送)
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長渕剛 民衆の怒りと祈りの歌
河出書房新社編集部(編)
アナキズム研究で注目される栗原康さんが最も影響を受けたアーティストが長渕剛。「生きるということは死してなおさけぶということだ」そう叫ぶ栗原さん自身の論考も収録されたこのムック、全編にギラギラした<長渕愛>が貫かれています。創作ノートも初公開。長渕のすべてを知るために必携の一冊です。(9日放送)
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音楽を聴いて感動する、気持ちが明るくなる、元気が出る、あるいは穏やかになる、いまや普遍的なものと思われているそんな体験を成り立たせている近代の枠組みそのものに限界を見てとった著者による、意欲的な論考は、商品としての音楽をめぐる環境が激変している今、とてもヴィヴィッドに響きます。(16日放送)
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あゝ浅草オペラ 写真でたどる魅惑の「インチキ」歌劇
小針 侑起(著)
30歳にして浅草オペラ研究の第一人者による渾身の一冊。藤原義江、田谷力三、榎本健一ら大スターを輩出した浅草オペラとは何だったのか? 200点に及ぶ秘蔵写真や浅草オペラの歴史、証言だけでなく、スター列伝としても資料性の高い貴重な読み物が満載。大正ロマンの雰囲気に浸りたい方にもお薦めです。(23日放送)
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ピアノの歴史 カラー図解
小倉 貴久子(著)
私たちが親しんでいるピアノ、実は今の形に至るまでには長い道のりがありました。この本では完全撮り下ろしで、歴史的な「ピアノ」の構造や時代背景を丁寧に説明します。目玉は、歴史的なピアノによる演奏を収録した付録CD!!モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンが愛した音色も楽めます。お得ですよ。(30日放送)
ブックキュレーター
music book cafe「音楽と本」をテーマにかかげて2017年4月にスタート、毎週水曜20時から選りすぐりの音楽書をご紹介しているFM番組が《music book cafe》です。注目の新刊書籍の著者をスタジオにお招きしたり、ミュージシャンに愛読書を薦めていただいたり、ほかにも音楽と本を巡る耳寄りの情報をお届けしています。全国約60のローカルFM局で放送中。公式サイトはこちら。
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