ブックキュレーターhonto編集員
ミスをして落ち込んでも、読めば気持ちがスッと楽になるギャグコミック
仕事でミスをして「できない」自分に落ち込んだとき、翌日にまで気持ちを引きずりたくないもの。そんなときは、仕事への適性や意欲がなさすぎるキャラクターや、常識はずれの危機を乗りこえるシーンが描かれるギャグコミックが、前向きな気分に切り替えてくれかもしれません。読み終える頃には気持ちがスッと楽になり、肩の力が抜けているはずです。
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1回読んだら忘れられない強烈なキャラクターが登場する、1話完結型のギャグコミック。歴史上実在する偉人が登場する話では、偉人のイメージとはかけ離れたキャラクター設定に笑えます。まともな俳句が作れず弟子にも見下されている松尾芭蕉のエピソードでは、芭蕉の俳句センスがなさすぎるなど、残念な彼らに慰めの気持ちが芽生えます。
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主人公のハレが、何でも飲みこむ謎の少女 グゥに振り回されるギャグコミック。周囲が彼女の奇怪さに気づかないために、騒動をおさめる苦労を1人で背負うハレが気の毒すぎて笑えます。グゥに学友たちが飲みこまれる常識はずれの騒動が起きる話では、涙を流してすがりつき彼女を止めるハレの必死さに、自分の悩みも忘れてしまいます。
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舞台は紀元前2500年のエジプト。ピラミッド建設現場で働く非力な男子たちを中心とした、ユーモアあふれる日常が描かれています。憧れの職業「ミイラ職人」を志す話では、グロテスクな仕事が苦手なイケメン職人が登場。ミイラの説明で嘔吐し、作業現場を見て倒れるなど、ミイラ作りへの適性がない職人の行動にクスッときます。
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実際に「ニート」である作者の日常生活が綴られています。新作ゲームのためにアルバイトのシフトを週1回で希望したり、1日4時間の労働を長いと感じるなど、主人公の仕事への意欲が低すぎて笑えます。しかしそんな主人公が、ニートになった後悔から涙する話もあり、読み終わった後は仕事が大切なものに感じられる一冊です。
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