振り回されたりドキドキしたり！身分差のある恋がロマンチックなコミック

姉の代わりにお見合いをさせられた女子高生の花。相手は10歳年上で、少しお子様な性格の高嶺でした。高嶺の高飛車な言動にキレてしまった花ですが、なぜか気に入られデートをすることに。現実主義な花に振り回される高嶺と素直な花のやり取りがおもしろく、徐々に距離が近づいていく2人の姿にドキドキできるコミックです。

14歳の公頼は、侍従見習いとして宮中に出仕します。そこで待つのは女官や侍従仲間、そして少女帝・彰子です。ふとしたときに見せる彰子の朗らかさや聡明さに憧れをもつ公頼。彰子もまた、真面目で思いやりのある公頼を信頼するようになります。帝と臣下という立場で、徐々に心が近づいていく2人の様子が感動的です。

由緒正しい天堂家の令息・雅人の元に、伯爵令嬢の蘭が嫁ぐところから物語りははじまります。しかし、蘭は実は偽者で、正体は孤児の娘でした。嘘をついた罪で殺されてもいいという娘に、雅人は意外な言葉を告げます。陰謀や政略、しがらみの多い貴族社会で、雅人と娘の一筋縄ではいかない恋にハラハラドキドキの物語です。

両親を亡くし、幼い弟と2人暮らしの未魚。名門高校に入学した未魚は、入学初日にプロポーズされます。彼は帰国子女で頭脳明晰・容姿端麗の御曹司・黒。ある秘密を抱えた黒と、真面目で不器用な未魚とのピュアな恋が描かれています。黒の言動に振り回され、ダメだと思いつつも惹かれる未魚に感情移入して、ときめいてしまうでしょう。

薬師のコレットは井戸に飛び込み冥府へと降り立ち、冥王・ハデスの治療をすることになります。冥府の神であるハデスを1人の患者として扱うコレットに、ハデスも少しずつ心を許していきます。神様と人間という絶対的な身分差を、2人がどう乗り越えるのかが見どころです。神様だけど人間くささもあるハデスに胸キュン必至です。