ブックキュレーター作家のエージェント 栂井理恵
誰でもいつからでも始められる「プロデュース」のための思考法を学ぶ入門書
ビジネス、地域やコミュニティづくり、カルチャーイベントからキャリア形成まで、やりたいことをやるためには<プロデュース力>が重要になっています。プロデュースと言うと、たいそうなことのようですが、実は、学生でも会社員でも、たったひとりからでも、いつからでも始められるもの。そのための思考法、行動法が学べる本を紹介します。
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『Shall we ダンス?』を製作した映画プロデューサーの事例をもとに、創造的な仕事をする<プロデューサーシップ>を持つ人材の条件を提示。さらに、組織に属しながらプロデューサーになるためにはどのようなキャリアを築くべきか、そうした人材を育成・活用するために組織はどう在るべきかも解説しています。
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組織に属しながら<プロデューサー>になったら何ができるのか――本書を読めばその答えが見つかります。業種、職種を問わない様々な事例から、プロデュースが「問題解決」の技術ということをわかりやすく解説し、具体的に何から始めていいのかを教えてくれます。明日からプロデュースに挑戦したくてワクワクする一冊です。
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音楽、芸能、広告、スポーツ、ダンス、料理など、普段楽しんでいるけれど、実際にはよく知らないエンタテイメント・ビジネスの裏側を解説した講義録。各分野をけん引してきた<プロデューサー>であり、その歴史や仕組みを知り尽くした一人者たちが語る実例からは、プロデュースの思考や行動のヒントを得ることができます。
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奈良美智などの才能を世に知らしめたギャラリストである著者は、美術家をプロデュースする極意を「何もしない」ことだと語ります。自分の意志や努力を「引き算」し、変化していく現実に「ゆだねる」自分を楽しめるどうかで、成功か失敗かが決まる。この発想は、すべてのプロジェクトに通じるものと言えるかもしれません。
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しゃべり場やまちあるきなどの地域イベントを、1000回以上開催してきた“専門家ではない”会社員プロデューサーが、誰でも「プロデュース」ができる思考法と行動法を伝授しています。素人から始めた著者だからこそ語れる成功と失敗の数々。何から始めたらいいか分からないという人にはぜひ読んでいただきたい本です。
ブックキュレーター
作家のエージェント 栂井理恵出版社勤務、舞台芸術ライター、翻訳者などを経て、2005年にアップルシード・エージェンシー(http://www.appleseed.co.jp/)入社。新しい才能やアイデア、埋もれてしまいそうな作品を発掘し、作家のエージェント(代理人)として出版社への売り込みや交渉を行う日々を送っている。この仕事の醍醐味は、自分の興味関心、新しい発見や学びを、作家や本を通じて読者と共有できること。そうして関わった書籍は、文芸・ノンフィクションからビジネス・実用まで、約200冊に上る。これからも個性溢れる作家たちの創作活動の現場を支え、知的好奇心をかき立てられる面白い本を世に送り出していきたい。
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