ブックキュレーター世界文化社 編集企画事業本部
奥深い野草の世界にいざなう、この春おすすめの本
暖かくなり野草や雑草が勢いよく芽吹く季節になってきました。足元に小さく生える野草を眺めるだけで、散歩が楽しくなってきます。せっかくなので、その野草や雑草の名前を覚えたり、摘み取ってリースや押し花を作ったりして楽しみませんか?身近な草花がもっと好きになる本を幅広いジャンルで選びました。ぜひこの季節にまずは一冊手にとって見てください。
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ベニシアの庭づくり ハーブと暮らす12か月
ベニシア・スタンリー・スミス(著) , 竹林 正子(訳)
著者のベニシアさんと『四季の野草リース』の著者・辻典子さんは、京都大原のガーデニング仲間。約30年前にイギリスの貴族社会を飛び出し、京都大原で田舎暮らしを愉しむ著者。ハーブを生活に取り入れる知恵をご紹介します。NHKの番組でベニシアさんをご存知の方も多いと思いますが、まず最初に買うとしたらこの一冊がおすすめ。
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身近な雑草の花を100種類掲載した美しい図鑑。著者は植物生態学者の多田多恵子さん。多田さんの解説文が植物愛に溢れていて、「雑草」に対する見方がきっと変わるはずです。デザインのモチーフにもなりそうな美しい雑草の花たちは、野草リースの材料としても活躍してくれるかも。
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言わずと知れた1962年に刊行されたレイチェル・カーソンの名著。高度経済成長期の公害に比べたら、今はずいぶん環境も良くなり意識も高くなってきましたが、それでもまだ日本固有の植物の3分の1は「絶滅危惧植物」に該当します。野草や雑草を愛でるためにも、今一度読み返したい一冊。
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野草の名前の由来と具体的な見分け方を丁寧に解説したビジュアル本。名前の由来が分かるとその植物に自然と親しみが沸いて名前が覚えやすくなりました。また、見た目が似た草花は、イラストと写真でその違いを丁寧に教えてくれます(例えば「アマドコロ」と「ナルコユリ」など)。お気に召したら、シリーズで刊行している『夏』『秋冬』もどうぞ。
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世界文化社 編集企画事業本部“売れるにおい”に敏感な、総勢24名の編集者たち。「オーディエンスファースト!」をモットーに、レシピ本は試作を重ね、ダイエット本の研究で体重を落とし、パズルが解けないお客様には電話で1時間以上アドバイスする・・・などなど、“本好き&人好き”なこだわり屋さんたちが、読書がもっと好きになるおすすめ本を紹介します。
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