架空の世界で妖怪とバトル！現実では味わえないスリルを味わえるコミック

ばらばらになってしまった師匠の身体を探して旅をする少女の物語です。主人公の林檎丸は、可憐な少女の姿でありながら身長より大きな刃物を巧みに操ります。林檎丸と魍魎との戦い、そして魍魎の力を利用する敵との戦いはまさに圧巻です。林檎丸と師匠のゆるいノリの会話は、緊迫した物語のなかで一服の清涼剤となっています。

妖怪の総大将であるぬらりひょんを祖父に持つ少年・リクオの任侠物語です。妖怪のクオーターであるリクオは、夜の間だけ妖怪の姿になることができます。当初はほとんどの妖怪たちに侮られていたリクオが自分の組を作り上げて全国の妖怪たちと戦っていく姿に、いつの間にか心が動かされているはずです。

江戸に似た「あまつき」という世界に迷い込んだ高校生・六合鴇時（りくごうときどき）。そこでは妖怪と呼ばれる生き物がいて人間と対立していました。あまつきに大きく干渉する力を手に入れてしまった鴇時は、人間と妖怪の争いに巻き込まれていきます。人間側も妖怪側も個性的なキャラが多く、バトルシーンも迫力満点のファンタジー漫画です。

自分の社を持たないはぐれ神の夜ト（やと）が、人間たちとの交流を通して成長していく物語です。夜トたち神さまは神器という武器を使い、妖怪たちと戦います。神器はこの世にとどまる魂を形にしたもの。神器とともに妖怪と戦う神さまたちの姿が格好よいのですが、しだいに切なく見えてくるはずです。

中国の古典小説をコミカライズした人気作です。原作から大胆な変更が加えられており、壮大なファンタジーになっています。主人公の太公望が仲間を集め、敵対する妖怪仙人たちと戦っていくストーリーは最後まで惹きつけられます。宝貝（パオペエ）という道具で発動する技も、爽快感抜群です。