ブックキュレーター作家 島田荘司
日本と華文の「21世紀本格」作品群5選
本格のミステリは、19世紀社会に現れた新思想、「最新科学」が産み落とした文芸のひとつです。しかし、作中から最新科学発想が消え、舞台が狭くなり、ドラマが定型化したことで、ジャンルは行き詰まってきました。そうなら21世紀の今こそ、新世紀型最新科学の知見を積極的に取り入れ、斬新な謎を作り出し、再び原点に戻ろうという発想が、「21世紀本格」です。
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まったく新発想のゲームが開発された。現実の街を舞台に、射撃や殺戮が楽しめる画期的なもので、ゲーマーはゴーグルを用いて参加するが、現場にはアバターを行かせても、自分自身が行ってもよい。街の人は、現実の人間なら見えるが、アバターは見えない。そんなゲーム中に、人が殺された。ゲームの武器では人は死なない。はて、どんな仕掛けが用いられたのか。
ブックキュレーター
作家 島田荘司1948年、広島県生まれ。武蔵野美術大学卒。1981年『占星術殺人事件』でデビュー。 御手洗潔シリーズ、吉敷竹史シリーズなどで数々の傑作をものする。2009年、日本ミステリー文学大賞を受賞。
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