ブックキュレーター学研科学創造研究所所長 西村俊之
星を見上げて宇宙を思う
晴れた夜、夜空を見上げるとそこには星があります。当たり前のように輝いている星ですが、そこから感じることは人それぞれ。途方もなく果てしない宇宙の存在を感じてしまう人、星座を探そうとする人、ただただ光を受け入れる人、そんな星空を愛するすべての人におすすめの本を集めてみました。
- 60
- お気に入り
- 3921
- 閲覧数
-
星と暮らす。 星を知り、その輝きとともに
藤井 旭(著)
天体写真家として知られる著者が、文化、歴史、地理、科学とあらゆる方向から星や星座にまつわる話を綴ります。鮮やかな写真と図版とともに読み進めるうち、タイトルの言葉が心の中にすうっと入ってきます。
-
ぼくが宇宙人をさがす理由
鳴沢 真也(著)
世界合同SETIを世界で初めて成功させた著者の、そこに至るまでの道のりが書かれています。SETIとは「地球外知的生命探査」の略。世界中の科学者がそれぞれの国の望遠鏡を使って地球外の生命を探します。子ども向けの文章ですが、大人にもおすすめです。
-
どこかで一度は触れたことがある星座にまつわる神話。三軒茶屋にあるプラネタリウムバーの店主、和真が説明すると、オリオンは「海神ポセイドンの息子。超絶美男子の巨人」となります。このどこまでもくだけた神話と本編が絶妙に絡み合いながら進む、ほのぼのではないけれど心温まる物語です。
-
大人の科学マガジンBEST SELECTION 01 ピンホール式プラネタリウム
大人の科学マガジン編集部(編) , 大平貴之(監修)
家にいながらにして宇宙を感じられるのが、この組み立て式のプラネタリウムです。光源となるたったひとつの豆電球から数万の星が生まれます。天井はもちろん、壁にも床にまで投影される星の中にいると、まるで宇宙にいるかのような錯覚を覚えます。
ブックキュレーター
学研科学創造研究所所長 西村俊之平成元年に(株)学習研究社(現(株)学研プラス)入社。学年別科学雑誌「○年の科学」シリーズの編集長を経て、2003年「大人の科学マガジン」創刊に副編集長として携わる。2004年から同誌編集長。現在、学研科学創造研究所所長及び大人の科学マガジン統括編集長。
ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です