ブックキュレーター本のフェス実行委員 ケイ
釣りをしたことのない人も、読めば思わず釣りに出かけたくなる本
諺に「一生幸せでいたかったら釣りを覚えなさい」という言葉があるそうです。釣竿を手に海や川へ一歩を踏み出し、大自然の中で静かに釣糸を垂れば、これまで想像もしていなかった新しい世界が広がるかもしれません。釣れても釣れなくても関係なし。もしかしたら幸せにつながるかも、なんて素敵じゃありませんか?
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川釣り
井伏 鱒二(著)
『ジョン万次郎漂流記』で知られる井伏鱒二。筆名からわかるように生涯釣りを愛しました。本書は、釣りをモチーフにした短編小説や、自身の釣り遍歴を回想した随筆で構成されています。釣りを通じた魚や人との交わりに、独特のユーモアや温かな空気を感じます。自然に溶け込み、釣りをする幸せを存分に味わえる一冊。
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釣りをすることを思い立ったら、まず何を知るべきでしょうか?とかく道具やハウツーに関心が向かいがちですが、違ったアプローチはいかがでしょう。科学の視点から魚の習性を徹底的に分析し、いかに釣るかを解説した本書は、まさに目からウロコの連続。相手を知れば釣果は変わるはず!?
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賢い子どもを育てる釣り体験のすすめ
日経BP総研(編)
釣りの体験は、子供の心と体の成長にとってプラスになるようです。確かに、獲物を手に入れるために、頭を使いあれこれと試行錯誤を繰り返すのが釣りというもの。集中力や忍耐力も養え、生き物や環境に対する好奇心も自然と芽生えてくるでしょう。そして、釣れたときの幸せそうな笑顔。こんな体験、他にはない!?
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魚料理の教科書 この一冊で魚を極める 基本的な魚のおろし方から、魚介の人気メニューまで、豊富な手順写真で、丁寧に解説。 新装版
川上文代(著)
釣りの楽しみの一つに、自分で釣った新鮮な魚を料理して食べることがあるでしょう。釣れた日の帰り道は、どうやって食べようか、考えるだけでとても幸せ。本書は、基本的な魚のおろし方から、調理の仕方までを、綺麗なビジュアルで丁寧に解説。この料理が食べたいから釣りにいく、では本末転倒でしょうか?
ブックキュレーター
本のフェス実行委員 ケイ本のフェス2019実行委員。普段は本の製造に関連した仕事に携わっています。海辺の町で育ち、高山に囲まれた町で学びました。数年前から、小さい頃に親しんだ釣りを再開。文学作品も含め、釣りに関連した本が沢山あるなかで、感心するのは、釣りを愛した文人達の魚と向き合う誠実な姿勢です。私も、魚や人との一期一会を大切にしたいと思う今日この頃。そして皆様に本を通じた沢山の出会いがありますように。https://honnofes.com/
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