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ハフポスト編集長 竹下隆一郎ブックキュレーターハフポスト編集長 竹下隆一郎

希望と絶望のインターネット30年史

インターネットに私たちはかつて希望を抱き、いまは絶望をしている。炎上、ヘイトスピーチやフェイクニュース。ネットは個人に力を与えたが、それを使って私たちは他人を傷つけた。ネットは今後も、世界を悪くするのか。「I hope NO」と言うための「小さな自信」をつけてくれる5冊を選んだ。私たちはこれからも「繋がって」いよう。

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  • 日本のインターネットの父と呼ばれる村井純氏の本は、ネットの歴史的な理解のために必読だ。1984年、村井氏は大学などの正式な許可を得ずに、研究室同士のコンピューターを接続する「JUNET」の実験を始めた。本書を通して、そうしたネット黎明期の興奮が蘇ってくる。人類の知的財産を高速で交換しあうインターネットは「人間に、新たな驚きをもたらし、新たな課題をなげかけます」という冒頭の投げかけは刊行20年以上たっても重い。

  • 本書の登場で、インターネットに対しての希望は失われた。自由にみんなで議論をして民主主義社会をアップデートできる──。かつてのネットには、政治さえも変えられるという大きなバブルのような期待感があった。しかし、ソーシャルメディアの普及によって、私たちはいま、好きな情報だけを見て、好きな人とだけ繋がっている。ネットを使う度に個人情報がデータとして蓄積され、やがて企業に吸い取られて、私たちは広告の「ターゲット」にされる。私たちの世界が狭くなっていく「フィルターバブル現象」を鮮やかに描いた本書を通して、まず私たちは「ネットの絶望」から出発するべきなのだろう。

  • 最先端のデジタル技術に関する本を読んでも、賞味期限をすぐ迎えるはずだ。海の向こうのシリコンバレーでは毎日のように新しいベンチャー企業が生まれており、昨日までの「クールな技術」は今日には廃れている可能性がある。この本が画期的なのはインターネットの後に付けた「的」の文字。インターネットの技術的側面ではなく、ネットが生み出した「世界観」や「ネットっぽさ」を平易な言葉でつづっている。本書の大事なキーワードの一つは「シェア」。情報や技術を独占せず、みんなで分け合うことで成長するネットの良き面を見事に言い当てている。

  • 正確にはインターネットに関する本ではない。哲学書である。しかしながら本書を貫く次の問いはネット社会を考えるうえで決定的に重要である。「人間は人間が好きではない。人間は社会をつくりたくない。にもかかわらず人間は現実には社会をつくる」。ネットは人と人が繋がることの「疲労感」だけを浮き彫りにした。それでも、私たちは一人閉じこもって、「他者」を排除するべきではない。誰かと繋がって社会を作らないといけないし、自然と繋がってしまう。この一見矛盾した深い問いを考えるため、東氏は「観光客」というキーワードを持ち出す。ふらふらと、軽い気持ちで自分とは違う価値観を持つ人の元へと旅をしにいく存在。その「軽さ」にこそネット時代の絶望を乗り越えるヒントがあるのかもしれない。

  • 「(ウーバーのような)ライドシェアを『配車アプリ』と表現するのはまったくの見当違いで過小評価である」という孫正義氏の言葉が本書で紹介されているのが印象的だ。インターネットはコンピューター同士をつなげ、今度は人と人をつなげた。ウーバーを使えば、空いている時間を使って他人を自分の車に乗せて、「移動」を手助けできる。もはや車を所有する必要はなく、困ったときに誰かから「借りる」ことで事足りる。若者がモノを持たなくなったと評論家が嘆いていたのは昔のことだ。これからの世代はモノを貸すことで人とつながり、新しい価値を生み出す。まさにネットがもたらした世界だ。

ハフポスト編集長 竹下隆一郎

ブックキュレーター

ハフポスト編集長 竹下隆一郎

1979年生まれ。慶應大法学部卒。2002年朝日新聞社入社。経済部記者、スタンフォード大学客員研究員を経て2016年より世界最大級のニュースメディア「ハフポスト日本版」編集長。「会話が生まれる」メディアをめざす。2017年、創刊5年目でネットメディアとしては画期的な黒字化を達成。2018年に月間2200万UU到達。夜の宴席をなくそうと呼びかけた「#飲み会やめる」、それぞれの人に合った100通りの育児を考える「#子どもの時間」、毎日の時間の使い方を見直す「#アタラシイ時間」など身近な問題意識を元に数々のキャンペーンを展開してきた。現在はネットの生放送番組「ハフトーク」の事業拡大をめざしている。2019年4月、初の著書となる『内向的な人のためのスタンフォード流 ピンポイント人脈術』をハフポストブックス(ディスカヴァー・トゥエンティワン)にて出版。

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