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今こそ知りたい。天皇と元号とその歴史がわかる本
約200年ぶりの生前退位が話題となった2019年5月1日の新天皇即位、元号の改元に際し、天皇とは、元号とは何なのか、今一度理解を深めたいと思った方も多いはず。天皇とはどういった存在なのか、元号はどのようにして決まるのか、またその歴史には何があったのかをわかりやすく紐解いてくれる本を紹介します。
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池上彰らしい平易な語り口で天皇と皇室を解説した本です。象徴天皇とはどういった存在か、皇室では何をしているのか、なぜ天皇は生前退位を望むのか。なんとなくはわかるけれど、具体的には答えられない。そんな方はぜひ、この本を手に取ってみてください。
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現代語古事記
竹田 恒泰(著)
日本最古の歴史書「古事記」を旧皇族の竹田恒泰が現代語訳し、独自の解釈も加え、新しい古事記として生まれ変わらせました。現代語訳なので、知識がなくても物語としての日本神話を楽しむことができます。日本という国のルーツに巡り合うことができる一冊です。
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時代によって天皇の在り方は変わっていきますが、あなたは何人の天皇を知っていますか?本書では日本の初代天皇である神武天皇から平成の明仁天皇までの125代にわたる天皇を、日本の歴史とともに振り返っています。いかに役割が変わっていったのかを深く知ることができます。
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近代天皇制から象徴天皇制へ 「象徴」への道程
河西 秀哉(著)
戦後、占領下におかれた日本でなぜ天皇制は廃止されることなく「象徴」になりえたのか。大正デモクラシー以降、大きく変わる文化や思想の根底に存在した「象徴」という考え方に注目した著者が、大正時代から現在までの天皇制の変容の歴史を解明します。
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日本初の元号「大化」から「平成」までを見通した、元号から見た日本通史を解説した本です。もともとは安寧の祈りを込められていた元号が、政治や権力に利用されながらも時代に合わせて変容し、どのようにして今の形となったのかを知ることができます。
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