ブックキュレーターラジオ局員・離島ひとり旅女子 大畠順子
離島ひとり旅女子が選ぶ、離島をより深く知るための5冊
今、日本には、人が住んでいる離島が約400、無人島を含めれば約6800もの離島があります。その一つ一つに個性やまだ知らない世界が広がっていると思うと、わくわくしませんか・・・?今回はそんな離島について、旅におすすめの離島、なかなか行けない離島、ほぼ訪れることは不可能な離島など、より深く知ることのできる5冊をご紹介します。
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離島ひとり旅
大畠 順子(著)
離島を旅するための入門書。ふらっと行ける気軽な離島から、なかなか行けない秘島まで、約30島を掲載。離島旅のコツから、旅の計画のいろは、失敗談、実際に旅をして見つけたもの出会った人などを、ひとり旅の魅力とともに紹介しています。離島に興味を持ったらまず読んでいただきたい一冊。
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実際に行けない離島、まさに秘島ばかりを掲載した本。無人島や架空の島まで。歴史や情報を紹介しています。まず行くことはできないので、普通に生活していたらまず知る機会のない離島ばかりで、こんなところが本当に日本にあるんだなあ、と日本の広さに驚かされる一冊。
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東京 島の旅 伊豆諸島・小笠原諸島
薮下 佳代(著)
東京の島の完全ガイド本。都内に住んでいたら、「今週末、東京の離島へ行こう!」なんて土日で気軽に訪れることができるのが東京の島の魅力。写真もきれいで、これが本当に東京?という発見があります。名産や見どころ、宿泊、交通が網羅してあり、これ一冊あれば東京の離島は制覇できます。
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離島の本屋 1 22の島で「本屋」の灯りをともす人たち
朴 順梨(著)
離島の本屋さんだけを掲載した本。本屋さんへの取材を通じ、その離島の方のくらしや、つながりが伝わってきます。旅先で読書をするのが好きなので、離島で本屋さんを見つけると嬉しくなりますが筆者が人口5000人以上の離島には本屋さんがあることが多い、と紹介していたのは、同じ離島を巡る者として共感がありました。
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奇妙な孤島の物語 私が行ったことのない、生涯行くこともないだろう55の島 増補改訂版
ユーディット・シャランスキー(著) , 鈴木 仁子(訳)
日本の離島を旅したら、次は海外へ!こちらは、海外の珍しい離島を掲載した一冊。島ごとに不思議な歴史が紹介されていて、そのどれもが映画のようで、旅行本とは違ったおもしろさがあります。いつか行ってみたいと期待しながら夢中で読んでしまいます。
ブックキュレーター
ラジオ局員・離島ひとり旅女子 大畠順子日本の離島をひとり旅した記録『離島ひとり旅』を2018年7月に出版。2011年より日本の離島ひとり旅をスタート。週末に気軽に行けるふらっと離島旅から、ガッツリ秘境・異文化を味わうマニアック離島旅まで、休日や夏季休暇を利用して様々な離島旅を実践。これまでに、約60島を訪れる。他に、登山、キャンプ、最近は海外の島へも出かけている。1983年生まれ。群馬県出身。離島女子ひとり旅の先駆者で、普段はラジオ局に勤務する普通の会社員。
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