ブックキュレーター技術士(情報工学部門)・技術書著者 増井敏克
文系でも大丈夫!ビジネスに役立つ「データ分析の取り組み方」がわかる本
アンケートを実施したけれど、その結果をどのように分析していいのかわからない、分析するには数学や統計などの知識が必要だけどよくわからない、などの声をよく聞きます。しかし、ビジネスの現場では数学や統計の知識よりも、データを扱うときの考え方や取り組み方の方が重要です。数式があまり出てこない、データ分析に関する本を集めました。
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データ活用の本なのに、「まずデータを見る」を止める~データの中に答えなんかない〜、というところから始まる本。「データ分析の仕方」と「データ分析の活かし方」は全くの別物、という言葉が登場するように、分析手法よりも全体のストーリーを大切にしている内容です。
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シゴトに役立つデータ分析・統計のトリセツ 実務のスキルをアップするビジネス数学の基本テクニック
増井 敏克(著)
データ分析に必要な把握、分析、選択、予測、表現という5つのステップに沿って基本的な分析手法を紹介しているだけでなく、データ分析した結果を相手に伝えること、そして相手を動かすことまで含めた手法を見開きで解説している本。データを使うときの考え方、トリセツを知るには最適。
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統計の手法を数学的に説明するのではなく、Excelの関数との対応が「統計レシピ」として書かれており、Excelを操作しながら統計の手法を学べる本。練習用のファイルをダウンロードできるので、サンプルのデータを触りながら、どのような結果が得られるのか直感的にわかります。
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マーケティングに役立つ統計の読み方
蛭川 速(著)
仮説を立てて戦略を考える、というコンサルティングやマーケティングの目線から、自分でグラフや表を作るというよりも、作られたグラフや表をどのように読み取るのか、という点に着目した本。事例が豊富なため、「専門家はこういう見方をするのか」という参考になります。
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平均や分散など、データ分析の基本を身に付けた上で、もう一歩ステップアップしたい人におすすめしたい「多変量解析」についての入門書。ビジネスの現場で多く使われる手法に絞って、具体的な例に基づいた解説がわかりやすい。
ブックキュレーター
技術士(情報工学部門)・技術書著者 増井敏克増井技術士事務所代表。技術士(情報工学部門)、情報処理技術者試験にも多数合格。ビジネス数学検定1級。「ビジネス」×「数学」×「IT」を組み合わせ、コンピュータを「正しく」「効率よく」使うためのスキルアップ支援や、各種ソフトウェアの開発を行っている。著書に『おうちで学べるセキュリティのきほん』『プログラマ脳を鍛える数学パズル』『IT用語図鑑』『プログラミング言語図鑑』『プログラマのためのディープラーニングのしくみがわかる数学入門』など。プログラミングやセキュリティ、数学などに関する本を片っ端から購入しており、本棚に飾った書籍の背表紙を眺めるのが好き。https://masuipeo.com
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