ブックキュレーターhonto編集員
一般教養から試験対策まで。経済学専攻でない人向けの経済学入門書
個人の買い物の分析から、ニュースで耳にするGDPといった用語まで、身の回りの多くのことが経済学と関連しています。社会人として経済学の教養は、思わぬ損をしないためにも欠かせません。ここでは数ある入門書の中から、経済学について特別な勉強をしたことのない方のために、一般教養から各種試験対策に使えるものまでピックアップしました。
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アメリカの高校生が学ぶ経済学 原理から実践へ 最新版
ゲーリー E.クレイトン(著) , 花岡 幸子(訳) , 山崎 政昌(訳)
経済学を勉強しようと決めた方に、最初に手にとって読んでいただきたい本です。買い物やお金儲けのような日常的な経済活動の例を紹介してから経済学の基本的概念を解説していくので、独習者にも親しみやすい構成になっています。ミクロからマクロ経済学、国際経済学まで網羅されているので、社会人の教養対策としても十分です。
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ミクロ経済学とマクロ経済学、それぞれについて必須の知識を20項目にまとめた本です。1項目あたり30分、合計10時間で経済学の思考の枠組みを身につけられるように書かれています。前半のミクロ経済学の解説のわかりやすさは他に類を見ません。スキマ時間を活用して経済学の全体像を把握したい方に最適な一冊です。
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より本格的に経済学を勉強したい方にイチオシの入門書です。新しい事例をコラムで挿入しながら一つひとつの項目を丁寧に解説していくのでボリュームたっぷり。手元に置いておけば参考書代わりにも使えます。さらに理解を深めたい方は、『マンキュー経済学 1 ミクロ編』と『マンキュー経済学 2 マクロ編』を読んでみてください。
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経済学 第2版
塩澤 修平(著)
他の入門書に比べて図やグラフが多く掲載されていて、視覚的にわかりやすい経済学入門書を探している方にぴったりの一冊です。基本的項目を網羅したうえで、日本経済学独自の学説にも言及。他の入門書にはなかなか見られない詳しい理論も紹介されていて、『マンキュー経済学』と併用することで試験対策にも十分使える充実した内容です。
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入門経済学 第4版
伊藤 元重(著)
公務員試験・資格試験の経済学対策も視野に、他の入門書で得た知識の定着と深化に力を発揮する本です。章末の簡単な演習問題で、これまでの内容理解を試すことができるのが魅力。全般に数式の羅列を極力排して、数学の苦手な人でも繰り返し読むことでかなりのことがわかるように書かれていて、教科書としても優れています。
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