ちょっとしんどい40代。それでも女の人生は悪くないと思える物語

40代の女性が抱える屈託が、あますところなく描かれた短編集です。傍目にはしっかりとした大人の女性に見えても、内面がぐらぐらと揺れて逡巡する瞬間があるものです。やり過ごしたり、自分でなんとかバランスを取ろうとしてあがいたり。そんな女性たちの欠片が物語に結実しています。

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丁寧な暮らしとやらとは程遠いけど、悪くない瞬間も確かにある。そんな40代女性のリアルな日常を描き、多くの共感の声が寄せられているコミックです。迫りくる更年期や、忙しくなるばかりの仕事、老後の心配もあったり・・・。闇雲に前向きはなれないけれど、生きていてもいいかもと思わせてくれる。そんな力が湧いてくるお話です。

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漫画家のさくらとイベント会社に勤務する明海は40代のシングルマザー。それぞれの子どもたちとともに同居生活送っています。穏やかな日常の狭間に透けて見えるのは、それぞれくぐり抜けてきた人生の荒波。だからこそ自然に助け合い、友情を育む姿に、大人も悪くないかも、というじんわりとした幸福感を味わえるコミックです。

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思春期の難しい年頃の子どもを持ち、人生の岐路に立つ3人の母親を主人公にしたコミックです。息子の成績不良や不登校、夫の不倫や思いがけない出会い・・・問題山積のなか、3人はどんな決断をくだすのか？同世代なら主人公に共感したり、時には反発したりと、ドキドキでページをめくる手が止まらなくなるはずです。

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人生で人は出会いや別れを繰り返していきます。かつての仕事仲間や、思い出の中の母親、去っていったはずの伴侶。会わずにいた時間に相手や自分に起きた変化に驚いたり、若い時には見えなかった一面に気づいたり。大人にこそ味わえる人生の豊かさや切なさを切り取った短編集です。