ブックキュレーターhonto編集員
蕎麦を知り、蕎麦を味わう。蕎麦の魅力を再認識できる本
日本では、9千年以上も前から蕎麦が栽培されていたそうです。日本人にとって蕎麦は大昔から馴染みのある植物であり、風土に合った食べ物でした。日本の食文化において、蕎麦は欠かせない存在だったのです。ここでは蕎麦について学べる本や、蕎麦と人との関わりについて書かれたエッセイや小説を集めました。
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日本そば大学学長を務めた農学博士が書いた、蕎麦の学術書です。食品化学だけでなく、歴史学や民俗学、心理学にデザイン工学も考慮し、体系的にまとめられています。蕎麦の起源と変遷、生態や栽培法、加工上の工夫、味覚の分析、蕎麦文化など、幅広い視点から蕎麦を考察しています。初心者も読み物として楽しめる一冊です。
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エッセイストの平松洋子による食レポエッセイ集です。『本の雑誌』の連載をまとめたもので、都内の名店を訪ね歩き、店主と語らい、丹念に取材した様子が綴られています。軽妙で味のあるタッチで描写される日本の立ち食い蕎麦文化は、いずれも興味深いものばかり。立ち食いそばならではのこだわりを知ることができます。
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創刊より半世紀を超える季刊誌『新そば』に寄稿された、蕎麦にまつわるコラムを収録したエッセイ集です。各界の著名人が語る、蕎麦への愛着や思い出が綴られています。その多くは故人ゆえに、昭和から平成にかけての食の文化誌としての一面もあります。個性あふれる文章から、蕎麦の多様な魅力を楽しめること請け合いです。
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