ブックキュレーターhonto編集員
大切なことはだいたい『ジャンプ』から教わった。人間関係の築き方を学べるコミック
『週刊少年ジャンプ』は、幅広い年代から愛され続けている人間関係を築くバイブルです。仲の良い仲間との別れの後に始まる、不安と期待が入り混じる新しい環境には、新たな出会いが待っています。学生は進学や就職、社会人であれば人事異動や転職など、新しい環境へ向けて準備が始まる期間に改めて読みたい本を紹介します。
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物語の完結となる20巻。主人公エマたちの宿敵である鬼やラートリー家、農園の大人たちとついに決着がつきます。葛藤や苦難を乗り超えながら少しずつ成長するなかで、周りを巻き込んで目標を叶えていくエマたちの姿にとても勇気づけられます。「どんな相手でも話し合うことを大切にする」そんなエマの強さを最後まで見ることができます。
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互いに自身の本当の姿を隠しながら目的のために仮の家族として生活する。斬新な設定のコミックですが、話が進むなかでのそれぞれの心境変化が見どころの一つ。敏腕諜報員であるロイド・フォージャーの任務のために仮の家族になった妻のヨル、娘のアーニャが徐々に互いのことを理解し、思いやる姿は本当の家族のように見えてきます。
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97巻のタイトルは「僕の聖書」。冒頭からカン十郎の裏切り、居眠り狂死郎の正体の判明と、敵味方が入り混じる内容で盛り上がりますが、仲間や絆、約束の大切さを97巻でも最初から最後まで楽しませてくれます。強い絆や信頼関係はどんなに時間が経っても途切れない、ということがわかる一冊です。
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最終巻でまず注目して欲しいのが表紙です。1巻と同じ構図で、日向と影山の成長した姿が描かれています。旧友と別れ、再会した時にそれまでの互いの成果を全力でぶつけ合う機会は、実生活でも起こり得ることです。登場人物に自分の姿を重ねながら最終巻まで読んで欲しい、バレー漫画の傑作です。
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