ブックキュレーターベンチャーキャピタリスト 佐俣アンリ
2021年、コトを起こすために
激動の2020年も終わります。今の時期に丸善にいらっしゃる皆さんは、ゆく年とくる年を考えながら読む本を探されることでしょう。多くのスタートアップの挑戦と、失敗、そして成功を見ている私からおすすめする、来年コトを起こすために役立つ本をピックアップしました。※本ブックツリーの内容は、執筆時点(2020年12月1日)の情報に基づいております。
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存命の日本で最も挑戦している起業家。文字通りゼロから、この本ではビジョンファンドを作る少し前までを知ることができる。挑戦者が今日たった今も挑戦していることを体験するのがコトを起こす始まりだと思っています。
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ゼロから何をしようか、自分に何ができるんだろうか。そう思ったときに、勇気をもらえる本。一見するとコメディ映画のようなストーリーだが、多くの起業家の成功を見てきた者として、極めてリアルな体験談だとわかる。自分のサードドアを探そう。
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仲間を作る、人を巻き込んでいく。がむしゃらに走るときの自分らしさとはなにか、自分にしかできない考え方とはなにかに迷ったら読む本。自分の根っこを大事に育てていくという、初歩的だけれど忘れてしまうことを平易に教えてくれる。
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どこまでもわがままで、自分がしたいことを「楽しい!」と宣言してやり続ける。何がしたいのか、誰のためか、成功、責任などを考えてわからなくなった人は、シンプルに楽しむ悟空を見てスタート地点に戻ってみてほしい。
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初の著書であるこの本には、投資家としてたくさんの「熱」を見て、応援して、大成功も大失敗も見てきた自分にわかることをすべて詰め込みました。いわば「熱」を抱えてフラフラしている学生や社会人に向けた挑戦状です。コトを起こすための起爆剤として是非!
ブックキュレーター
ベンチャーキャピタリスト 佐俣アンリ1984年生まれ。慶應義塾大学卒業後、East Venturesを経て27歳でベンチャーキャピタル「ANRI」設立。主にインターネットとディープテック領域の約120社に投資している。VCの頂点を目指し、シードファンドとして日本最大である300億円のファンドを運営。著書『僕は君の「熱」に投資しよう』。
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