ブックキュレーター株式会社日本総合研究所 橋爪麻紀子
「働くママ」によりそう5冊
家事に育児に介護に仕事。働くママは自分の時間を捻出するだけで精一杯です。そんな悩みを少しでも解消できるのは「お金の知識」や「両立への考え方」。ちょっとした気づきや、考え方の変化だけでも、慌ただしい毎日が少しラクに感じられるかもしれません。新しい執筆書籍(共著)のご紹介と、オススメの4冊を選んでみました。
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ますます不確実になる時代、女性が自分らしく生きるためには、ライフスタイルの変化に応じたキャリアやライフプランを持つことが大切です。そのために知っておくべき制度や資産運用の基本をご紹介し、ESGやSDGsなど変化する社会のトレンドをおさえ、未来のキャリアを切り拓くヒントにして頂けるよう執筆しました。
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著者はFacebookの創業者、マーク・ザッカーバーグのお姉さんです。そもそも家事や仕事を完璧にこなすなんて無理。本書は「仕事・睡眠・家族・運動・友人」から1日3つ選ぶことを勧めています。欲張って全部やろうとすると中途半端になるけれど、絞ることで「できなかった」罪悪感も解消されるかもしれません。
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リーダーシップや人材育成を専門とする著者が、夫婦で行うチーム育児が仕事に与えるよい影響について解説しています。育児という家庭の大きな目標に夫婦というメンバーで協力しあうこと、ここにリーダーシップを起こせる人こそ仕事でもうまくいくのでは?本当は夫に読んで欲しい一冊。
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著者は、ワーク&ライフインターン事業をや女性活躍促進のための人材育成を行うスリール代表の堀江敦子さん。本当に働くママはこんなにやらなきゃいけないの?という「両立不安神話」をひとつひとつ説きほぐしてくれます。見かた・考えかたを変えるだけで、スッキリさせてくれる一冊。
ブックキュレーター
株式会社日本総合研究所 橋爪麻紀子社会的インパクト創出に資する地域ビジネスやサステナビリティ分野の人材育成事業に注力。機関投資家向けに企業のESG側面の調査を実施する傍ら、ESG関連の金融商品の設計・運用に従事。NTTデータ、国際協力機構を経て、2012年に日本総合研究所に入社。近年では、著書に『わたしのための金融リテラシー』『行職員のための 地域金融×SDGs入門』『ビジネスパーソンのためのSDGsの教科書』『投資家と企業のためのESG読本』(いずれも共著)など。 (プロフィール詳細)
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