ブックキュレーター映画プロデューサー 叶井俊太郎
劇作家、梶原一騎とは?
「巨人の星」「あしたのジョー」などの国民的漫画の原作者の梶原一騎氏。晩年、警察に逮捕されたりしたが今思えば別に何も悪いことしてなかったと思う。梶原氏に対する妬みや僻みがあったのかもね。そんな伝説の劇作家、梶原一騎本5冊!
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昭和58年に梶原一騎は暴行と傷害で逮捕されたが、当時の関係者に著者は取材していくと逮捕されるほどのことをしてないということが判明!さらに謎に包まれてたアントニオ猪木監禁事件についても関係者に取材したところ、衝撃の事実が判明する。もう色々とでっち上げ多すぎ!とにかく面白いノンフィクション!
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こちらも梶原一騎のスキャンダルを暴いてる、暴露本に近い。しかし、どの梶原一騎本にも本人の生い立ちについて書かれてるが、生い立ちについてはどれも正確ではないらしい。少年院にいた、熊本にいた、蒲田にいた、などどれもはっきりしない・・・何故なのか。この辺の怪しさも梶原一騎ならでは!
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梶原一騎の実弟。もう亡くなってるが、なんだかヤ○ザっぽい見た目でよく実話誌などで見かけてたけど、何やってる人なのかよくわからんかったね・・・なんでも空手の極真館師範代だったらしい。そして、作家としてもいくつか本を出してる。とにかく、この本はなんだかポエムっぽい・・・もっといかにワルだったのか武勇伝読みたかったんだが・・・
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梶原一騎の二人目の弟の著作。梶原は3兄弟だったわけだ。父親は編集者だそう。とにかく、梶原一騎が亡くなって30年後の真実を暴露というが、やはり、一騎が晩年に逮捕されたことの話がメイン。世の中が一騎バッシングしてるのは何故か。一騎の関係者が被害妄想になってあることないこと警察に言ったりするから、というご意見ですよ!この本は梶原一家のことも一部書いてあって梶原一家の自伝にした方が良かったのかも。
ブックキュレーター
映画プロデューサー 叶井俊太郎(株)サイゾーTOCANA編集部 配給宣伝プロデューサー。『キラーコンドーム』などのホラーコメディ映画から、日本でも大ヒットした『アメリ』まで幅広い買い付けと宣伝をプロデュース。ピクトアップ、日刊サイゾーなど雑誌連載コラム多数。主な著書に映画評論家江戸木純氏との共著『映画突破伝』、『ビッグヒットは五感でつかめ!』、奥様で漫画家の倉田真由美氏との共著『ダメになってもだいじょうぶ—600人とSEXして4回結婚して破産してわかること』など。ノンフィクションやコミックを中心に1,000冊を超える本を所有。気になる本があれば片っ端から購入するクセがあり、自宅の本棚には本が日々増加中。
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