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文芸評論家 縄田一男ブックキュレーター文芸評論家 縄田一男

当代きっての目利きが選ぶベスト時代小説2020~縄田一男選 ベテラン編~

文芸評論家・縄田一男が選び抜いた2020年のベストテン。コロナ禍に明け暮れた一年だったが、その中で文学は良く闘った。特に忘れられない作品をはじめ、ベテラン勢の注目作品、2020年随一のヒューマン歴史小説まで・・・いまだからそ絶対読むべき、現代に通じる小説はこれだ!

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    火の車となった御家を唯一救う手だては計画《倒産》という、笑いと涙の武家物語だが、この作品が刊行されて数ヶ月後、日本を襲ったのがコロナ禍だった。そして恐ろしいことに、中小、零細企業や個人商店が次々と倒産、閉店、更には自殺者の増加というように、せっかくの後味の良い一巻を台無しにする現実の恐ろしさがひしひしと迫って来る思いであった。

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    葬儀の段取りを生業としている「弔い屋颯太」シリーズの第2弾、私たちは、TV等でコロナで逝った人が肉親との最後の別れも許されず、骨壺に入れられて帰路につくのを知っている。本書で扱われている不条理な死、突然、舞い込んで来た死、割り切れない死等々、さまざまな死の葬列は、物語の枠を超え、生きていて欲しかったという多くの人々の叫びを代弁しているかのようだった。

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    ある歴史雑誌の編集者を主人公に、八甲田山遭難の謎を現代の立場から読み解こうとした力作。これまで盲点となっていた遭難死者数誤差一名の謎を追っていくと今まで明らかでなかった死の彷徨を別の視点から見ることが可能になってくる。作者が近年テーマとしている日本的組織の典型、軍部への切り込みも鋭どい。

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    実在の女性漢詩人である原采蘋(さいひん)を秋月黒田家の御家騒動の中で活躍させるという爽快な一巻。私たちは、かつて時代ものを彩った男装の麗人の活躍を何年ぶりに見ることになったのか! 史実の間をぬって展開するスリリングなストーリーと魅力的なヒロインの闊歩にどれだけ、現実の憂さを忘れることができただろうか。そうした意味でも今年を代表する力作といえよう。

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    太平洋食堂

    柳 広司(著)

    大逆事件で処刑された大石誠之助を主人公としたはじめての作品。誠之助が開いた“太平洋食堂”とは、パシフィックは平和、オーシャンは海、太平洋は“平和の海”という意味であることに依っている。弱者に共感を寄せる誠之助の姿に陽だまりのようなあたたかさを感じるとともに、その命を一瞬にして奪ってしまう権力の恐ろしさに怒りをおぼえずにはいられない傑作である。

文芸評論家 縄田一男

ブックキュレーター

文芸評論家 縄田一男

1958(昭和33)年、東京生れ。専修大学大学院文学研究科博士課程修了。歴史・時代小説を中心に文芸評論を執筆。1991(平成3)年に『時代小説の読みどころ』で中村星湖文学賞、1995年に『捕物帳の系譜』で大衆文学研究賞を受賞。著書に『「宮本武蔵」とは何か』『日経時代小説時評―1992〜2010』『大江戸ぶらり切絵図散歩―時代小説を歩く』など。『親不孝長屋』『がんこ長屋』『七つの忠臣蔵』『笊ノ目万兵衛門外へ』ほか、編者を務めたアンソロジーも多数。

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