ブックキュレーターhonto編集員
世界は科学でできている！楽しみながら学べる科学を題材にしたコミック
子どものころ「科学はよくわからなくて苦手」と思っていた方、大人になった今こそコミックで科学を学び直してみませんか？ここで紹介するのは、「勉強がなんの役に立つのか」がわかるものばかり。科学がわかれば、身の回りの世界の見え方も一変するかもしれません。楽しみながら知識が身につく、科学を題材としたコミックを集めました。
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原因不明の全人類石化現象が起き、文明が崩壊してしまった地球。3700年かけて復活した少年・石神千空が、科学の力で文明の再建に奮闘する物語です。貝殻を砕いて石灰を、石灰を砂と混ぜてモルタルを作る様子から、身近な物がどんな素材を使い、いかなる過程を経て完成しているのかを学ぶことができます。
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天動説が信じられていた中世ヨーロッパでは、地動説を唱えただけで「異端」として拷問にかけられた学者が数多くいました。そんな時代に命懸けで地動説を証明しようとした天文学者たちの研究譚です。現代の我々にとっての常識が、先人の途方もない努力の上に成り立っていることを再認識させてくれるコミックです。
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工科医大に通う、ゴリゴリの理系男子を主人公にしたラブ・コメディです。ヒロインを「摩擦のない球と仮定する」ほどに、理論物理学の知識は豊富な一方、恋愛はてんで苦手な主人公の恋愛模様がコミカルに描かれます。恋愛に絡めた科学実験や、科学の発展に寄与した偉人の逸話を紹介しているので、難しい知識でも抵抗なく学ぶことができるでしょう。
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理系女子2人が、身近な料理を科学的な視点から検証する新感覚グルメ漫画。「ハンバーグに玉ねぎを入れるのはタンパク質分解酵素のプロテアーゼが肉の臭みを取ってくれるから」など、知っているようで知らなかった料理の仕組みを教えてくれます。料理が苦手な方でも、読むうちに実験感覚でご飯を作ってみたくなるかもしれません。
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神様から生物のデザインを依頼された下請けの奮闘を描いています。たとえば「高い場所の葉が食べられる動物」という注文に対し、デザイナーはペガサスやキリンを生み出します。ところがペガサスは物理的に飛べないことが判明し、あえなく没に。物理法則を徹底的に守る設定で、物理学や生物学への興味が湧いてくるコミックです。
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