ブックキュレーター作家 大原扁理
フツーにメメントモリ!~この世の無常を意識しながら新生活を楽しもう!~
ずっと変わらずそこにあると思っていたものが、ある日突然なくなったり、変化していく。生きていると、そんな場面に戸惑うこともありますよね。そこで、普段から「すべては無常」という視点で生活を見つめ直しておくのはどうでしょう。いま目の前にあるものが輝き始め、自分が大切にしたいことがクリアに見えてくるかもしれません。
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【健康は無常】38歳で難病の診断をされたサトコ。薬膳を実践しつつ、できない自分との付き合い方を学んでいきます。健康とは、幸せとは何か。「今だけココだけ自分だけ」で完結させず、周囲との有機的なつながりのなかでとらえなおすことで、一度は詰んだように見えたサトコの人生が、万華鏡のように展開していきます。
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どんぐり姉妹
よしもと ばなな(著)
【人生は無常】ばななさんの小説には、人生と人生の間の、宙ぶらりんな、名前のつかない時間を生きている人たちがたくさん出てきます。一見だらだらしているように見えるけれど、みんな二度とは戻らない時間を生きていて、そしていつか必ず死ぬ。当たり前なのに忘れてしまうそのことを、彼女たちはいつも緊張感を持って静かに見つめています。
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宮沢賢治コレクション 9 疾中・東京ほか
宮沢賢治(著) , 天沢退二郎(監修) , 入沢康夫(監修) , 栗原敦(編) , 杉浦静(編)
【寿命は無常】現代社会では、死に接する機会があまりないので、死ぬことの実相がなかなかつかめません。これは宮沢賢治が病床で書きためた詩集で、死の淵ギリギリまで迫る臨場感と同時に、なつかしいような不思議な開放感もある。もしかして恐れるほどのことではないのかも、と死のイメージが変わります。
ブックキュレーター
作家 大原扁理1985年愛知県生まれ。25歳から東京で週休5日・年収90万円の隠居生活を始める。31歳で台湾に移住し、3年半隠居生活を実践するが、現在はコロナの影響で帰国。野草と木の実だけを食べて暮らす修行「木食行」をいつかやりたいと思っている。著書に『隠居生活10年目 不安は9割捨てました』(大和書房)『いま、台湾で隠居しています』(K&Bパブリッシャーズ)、『なるべく働きたくない人のためのお金の話』(百万年書房)など。
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