ブックキュレーター文筆業 矢内裕子
図書館で、待ってるね! 誰でもない自分として、訪れることができる場所、図書館にあるのは本だけじゃなく、本を愛する人たち
自分の知らない本、知らない作者に出会えるのが図書館の楽しさ。本、そして人と出会う開かれた場所である図書館は、多くの作品でモチーフとしてとりあげられている。世界を開く鍵を、図書館で見つけよう。
- 76
- お気に入り
- 4568
- 閲覧数
-
どんな猫にも「猫生」があって、それが駅や美術館、特定の場所と結びつくと物語が生まれる。アメリカ・アイオワ州スペンサーの図書館の返却口に捨てられていた子猫は、市議会に認められ図書館の「常駐猫」に。名前は「デューイ十進分類表」の考案者からとったデューイ。招き猫のように世界から注目され、街の人々をを明るくした、まさに「招き猫」だったデューイの実話だ。
-
国立の図書館から個人のもの、小さな「図書室」まで、図書館にもさまざまな種類がある。そしてアウシュヴィッツ強制収容所にも、秘密の図書室があった。国際監視団の視察をごまかすために作られた学校にあった「秘密の図書館」を命がけで守った、14歳の少女、ディタの物語。
ブックキュレーター
文筆業 矢内裕子文筆家ときどき編集。東京都文京区育ち。出版社で書籍編集者として勤務後、独立。担当した本に角田光代『古本道場』、三浦しをん『三四郎はそれから門を出た』、いとうせいこう『ボタニカルライフ』など多数。著書に『落語家と楽しむ男着物』、萩尾望都さんとの共著『私の少女マンガ講義』がある。現在、橋本治さんへのインタビュー集を準備中。note:https://note.com/yanaiyuko
ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です