ブックキュレーター映画プロデューサー 叶井俊太郎
子どもが親を殺した殺人事件本
継父がシングルマザーの子供を虐待の末殺す、という事件はかなり多い。だが逆に子供が親を殺す事件もそれなりにある!そんな親殺し事件のノンフィクション本5冊がこれ!
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僕はパパを殺すことに決めた 奈良エリート少年自宅放火事件の真実
草薙 厚子(著)
全国でもトップレベルの東大寺学園に通う16才の少年は自宅に火をつけ、母親と弟妹が焼け死んだ。放火の理由は少年法の暑いベールに包まれ真相はいまだに解明されてないが、著者は独自に少年の日記を入手。そこには医師の父親からの凄まじい虐待が書かれていた!衝撃のリベンジノンフィクション!受験生を持つ親は読むべきだね・・・
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この少年も悲惨な生い立ちだよ。小学5年から学校に行かせてくれない母親とラブホテルや野宿して生活し、生活保護で金が入るとパチンコで使い果たす母親。その母親から祖父母を殺して金を盗んでこい、と子供にけしかける!あり得ないね。少年の刑期は15年。母親は4年・・・はっきり言って逆だろ!とマジで思う。完全に母親によって洗脳されてた子供の犯行なんだから。ほんと胸糞悪い事件だよ。これ、長澤まさみ主演で映画化もされてたな。
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少年事件を数多く取材してきた著者がまとめた親殺しの要因になる解説書。著者が言うには少年事件の加害者の多くは発達障害や学習障害を持ってる若者がかなりいるらしい。親子の会話で言葉の意味を理解できず、言葉通りに受け止める、周りの人が困惑するような発言など要するに空気が全く読めない子供だと言う。こう言う子供だと、犯罪を犯した罪の大きさも理解できないと言う。子供を持つ親は読んだ方がいい!
ブックキュレーター
映画プロデューサー 叶井俊太郎(株)サイゾーTOCANA編集部 配給宣伝プロデューサー。『キラーコンドーム』などのホラーコメディ映画から、日本でも大ヒットした『アメリ』まで幅広い買い付けと宣伝をプロデュース。ピクトアップ、日刊サイゾーなど雑誌連載コラム多数。主な著書に映画評論家江戸木純氏との共著『映画突破伝』、『ビッグヒットは五感でつかめ!』、奥様で漫画家の倉田真由美氏との共著『ダメになってもだいじょうぶ—600人とSEXして4回結婚して破産してわかること』など。ノンフィクションやコミックを中心に1,000冊を超える本を所有。気になる本があれば片っ端から購入するクセがあり、自宅の本棚には本が日々増加中。
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