ブックキュレーターhonto編集員
知識が審美眼を育てる!美術館をもっと楽しむために読みたい本
美術館に行っても作品を理解できている自信がない。アートに興味はあるけど、どことなく敷居の高さを感じて美術館には行けない。そんな方々に向け、美術館をより楽しめるようになる本を紹介します。著名人が語るアート作品、ちょっと変わった切り口で集めた美術作品など、縁遠く感じてきたアートが身近なものに思えてくるはずです。
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宮崎駿の情熱や思いが随所に詰まっている三鷹の森ジブリ美術館。完成までの過程と、開館から2020年までに開催されてきた企画展にまつわる資料や展示品、メモ書き、膨大なスケッチなどが2巻にわたって収録されています。緻密に練られたジブリ美術館の世界観を、細部まで楽しむことができます。
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美術評論家・山田五郎を館長に見立てて進む、美術の入門書。美術史上に残る巨匠12人を取り上げています。館長のうんちくが楽しく、西洋美術史への理解もスムーズに進みます。目から鱗が落ちるような解説が満載で、何度も足を運びたくなってしまうこと間違いなしです。
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1日1枚、ひっそりと世界の風景に触れる。そんなゆるやかな時間を過ごすのにぴったりなのが本書です。ルノワールやゴッホといった有名な画家のものからマイナーな画家の作品まで109人の風景画が収録され、風景画にまつわる歴史や知識も満載です。一堂に会することは難しい名作の数々を、この一冊でじっくりと味わってください。
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